藤ヶ谷太輔、初主演映画「仮面ティーチャー」に絶大な自信「人生が変わる」
2013年10月15日 17:37
[映画.com ニュース] 今年7月に放送され人気を博したドラマ「仮面ティーチャー」を映画化した「劇場版 仮面ティーチャー」の完成報告会見が10月15日、都内で行われ、タイトルロールを演じる人気アイドルグループ「Kis-My-Ft2」の藤ヶ谷太輔、共演の大政絢、「Sexy Zone」の菊池風磨、ジャニーズJr.のジェシー、関西ジャニーズJr.の小瀧望、斎藤工、原幹恵、守屋健太郎監督が出席した。
教育環境が著しく崩壊した近未来の日本が舞台。非行、体罰、いじめ、無責任な保護者など、無法地帯と化した学校に頭を悩ませた政府は、暴徒化した生徒たちを更正させるため、力によって生徒を制圧する特別教師「仮面ティーチャー」を全国に派遣する。
本作で映画初主演を飾った藤ヶ谷は、「素敵な後輩や先輩、スタッフの方々と新しいヒーローものを作った。期待してください!」とアピール。「仮面ティーチャー」こと荒木剛太という新たなヒーロー像に挑み、「作品のもつ世界観やメッセージを、テレビではなく大きなスクリーンで伝えられるのが何より一番うれしい。暴力は暴力しか生まない、心でぶつかって相手の心を救うなど、難しいけれど大切なメッセージを受け取ってもらえるという自信をもっている。大げさな言い方になるけれど、見ていただいた方の人生が変わるような作品になるんじゃないか」と胸を張った。
剛太の同僚で英語教師役の大政は、「ドラマ版から現場は和気あいあい。それが映画版になってさらにグレードアップしている」と厚い信頼関係をのぞかせた。不良グループのリーダー・金造役の菊池は、「初めての映画でアクションシーンも初めて。格好いい役をもらったので、アクションで失敗したら格好悪いなと。初挑戦とは思えないアクションに見えるよう、がむしゃらに食らいついて頑張った。今は自信満々でやり終えた感じ」と手応えを感じていた。
謎の“黒い仮面ティーチャー”に扮したジェシーは、「いつもの自分と違う感じ。映画版でも期待して」とニヤリ。生徒会長役の小瀧は、「感情をもたない機械的な役なので、新しい自分を見出せたんじゃないかなと思う。関西ジュニアは1人だけで寂しかったけど、今日は関西を代表するつもりで来た」と背筋を伸ばした。
エリート官僚役の斎藤は、ジャニーズの若手俳優陣に囲まれ「こんなキラキラした人たちがいるのか。『笑点』で例えたら、僕は桂歌丸さんなのかな」と冗談まじりに挨拶し、「ドラマ版の時からアクションはテレビのサイズを超えたもので、スクリーンにふさわしい熱量を感じた。ライバルは『アベンジャーズ』です」と期待をあおった。ドラマ版に続きメガホンをとった守屋監督も、「僕の世代は70年代の『仮面ライダー』や『金八先生』にあこがれて育った。その頃のヒーローって信念に向かって実直だったけど、今の世の中は複雑になって真っ直ぐなヒーローを描くのが難しい。かつて子どもの頃にあこがれていた、自分が見たかったヒーローを作りたかった」と狙いを明かした。
「劇場版 仮面ティーチャー」は、2014年2月22日から公開。
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