平岡祐太、新たな「キッズ・リターン」との出合いに「すごく縁を感じている」
2013年10月12日 15:35
[映画.com ニュース] 北野武監督が1996年に発表した「キッズ・リターン」の10年後を舞台にした青春映画「キッズ・リターン 再会の時」が10月12日、東京のテアトル新宿ほか全国で封切られ、主演の平岡祐太と三浦貴大、共演の倉科カナ、中尾明慶、清水浩監督が舞台挨拶に立った。
高校卒業後、プロボクサーとヤクザという全く別の人生を選び、その道の頂点を目指したシンジ(平岡)とマサル(三浦)が、挫折を乗り越えて再起していく姿を描く。ボクサー役を演じるため、3カ月間にわたるトレーニングで体脂肪を8%にまでしぼった平岡は、「役者を始めた頃に『こんな役者になりなよ』ってうちのマネージャーから見せられたのが『キッズ・リターン』だった。すごく縁を感じている」と運命的な出合いに感謝しながら、「これは大変なことになったぞと。光栄だけどプレッシャーも感じていた」と当時の心境を明かした。
三浦は初めてのヤクザ役に、「ヤクザってどういうしゃべり方や動きをするのか、色々考えたけれど結局よく分からなかった」と試行錯誤。父親の三浦友和も北野映画「アウトレイジ」でヤクザ役を演じたが、「(役作りを)聞いてみようかなと思ったけど、聞いたところで真似できないだろうと思ってやめた(笑)。メジャーリーガーと草野球くらいの差があるので」と明かし、笑いを誘っていた。
シンジを支え続ける恋人マナミ役を演じた倉科は、「男の友情って女性が近づけない領域。ほほ笑ましく見ている反面、どこか寂しい。『私のこと忘れないで』っていう気分だった」と女性ならではの視線で語った。マサルの弟分ユウジ役をオーディションで射止めたという中尾は、「好きな映画のタイトルが付いている作品なので、何が何でも出たいと思い監督に会いにいった。役者をやっていて正しいのか間違っているのか不安になる時期もあるけど、そんなことを吹き飛ばしてくれる思い入れのある作品」としみじみ。先日、妻で女優の仲里依紗との間に第1子となる男児が誕生したばかりだが、「かわいい限り。よく『目に入れても痛くない』と言うけれど、本当に痛くない。父親として自分自身しっかりするためにも、もっともっと俳優業を磨いていかなければいけないなと思った」と決意を新たにしていた。
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