アングラとメジャーで活躍できる新人女優を募集　「第1回ジュリエット賞」開催

一度見たら忘れられない個性的な魅力を持った、女優として将来性ある女性を募集する。応募資格はプロ・アマ問わず女優か、女優をめざす16歳～23歳くらいの未婚女性。グランプリ受賞者は賞金100万円と月蝕歌劇団次回作「オズの魔法使い」と寺山修司作「家出のすすめ　サード篇」、映画「ルミちゃん☆大冒険」のヒロインとして起用される。

「月蝕歌劇団」主催の高取英、ふゅーじょんぷろだくと代表の才谷遼をはじめ、「デスノート」の金子修介監督、作家でアイドル評論家の中森明夫、クリエイティブプロデューサーの秋山道男が審査員として名を連ねる。

1985年に旗揚げした女性キャスト中心の「月蝕歌劇団」は、寺山修司の戯曲をはじめとした作品を上演し、アングラ劇団として知られている。以前から同劇団の公演に足を運んでいたという金子監督は、現在AKB48のミュージックビデオなどメジャーアイドルたちとも仕事をしており「僕はポップアイドルがフィールドですが、月蝕歌劇団から新しいサブカルアイドルが生まれるというのは衝撃的。いずれは（その女優を）つかって映画を撮りたい」とコメント。中森氏は、小劇団出身の俳優陣と元・現アイドルたちが共演した大ヒットドラマ「あまちゃん」を例に出し、「アングラとオーバーグラウンドを行き来して面白いものができるのでは。アングラ的芝居もできて、メジャーでも活躍できる人が理想」と語った。

審査は、書類選考を経て、面接が行われ、最終審査では観客による一般投票を行う公開オーディションが12月5日開催される。応募詳細はジュリエット賞公式HPで（http://julietaward.wix.com/juliet-award）掲載。締め切りは11月10日。