玉木宏&石原さとみ、李闘士男監督「幕末高校生」で時代劇初主演!
2013年10月8日 05:00
「時代劇が衰退していくなかで、文化を継承していく」というコンセプトを掲げ、若い世代をターゲットに5年に及ぶ構想を経て練り上げられた、フジテレビ渾身の一作。細川ふみえ、武田真治らが出演した1994年の同名テレビドラマに着想を得て、伝統的な時代劇にポップな要素を盛り込んだ、新たな時代劇として送り出す。
「デトロイト・メタル・シティ」などで知られる李闘士男監督がメガホンをとり、製作陣の「今を生きる全ての人が、『昔から日本が変わらず持っている心』というものを今一度思い出して欲しい」という願いとともに、「この作品を見て未来に希望を持ってもらいたい」という思いを込めた。
時は1868年。勝海舟は、新政府軍と幕府軍による無益な戦いを避けるため、西郷隆盛との和平交渉に奔走していた。そんなある日、勝は未来からタイムスリップしてきた高校教師・未香子と出会う。未香子は、西郷からの返事がないことに気をもむ勝に「和平交渉が行われ、江戸で戦は起こらない」と打ち明けるが、未来は思いもよらぬ方向に動き出していた。
玉木は、激動の時代・幕末で、未来をかけた戦いに身を投じる勝海舟役に挑戦。「現代と幕末という2つの時代が融合した話で、とても面白い」という本作で、「過去、諸先輩方がたくさん演じられてきた“勝海舟”ですが、今改めて自分がそれを演じる意味や、彼の新しい面を提供したいという気持ちを強く持つようにしています」と意気込んだ。李監督は、堅いイメージではなく「今回は柔らかい、かわいい勝海舟像を作りたい。奥さんに手玉に取られていたりする、ちょっと子どもっぽくて無邪気な一面を見せられれば。後半の凄味と真逆の可愛らしさを存分に出していきたいので玉木さんと相談しながら作り上げていきます」と新たな勝海舟像の構築に挑む。
現代から過去を訪れる未香子を演じる石原は、役どころを「ある意味人間らしい臆病なところがある女性」と分析し、「強すぎてもいけないですし、ドラマチックにしすぎるのも何か違う。ワンシーン、ワンシーン、そういう細かいところに気を付けながら未香子を演じています」。そして「時代劇のセット、幕末スタイルの和装の皆さんの中に、現代の服を着た、私たちが入るという『差』なんかも、この作品の見どころのひとつだと思うので、それを楽しみたい」とアピールした。李監督は、「特に石原さんのテンポ感はずば抜けていると感じたし、お芝居の話をしていても反応が非常にいいから、とても進めやすい。何よりとても元気なお芝居をしてくれて、非常に面白い」と信頼を寄せた。
「幕末高校生」(http://www.bakumatsu-kokosei.jp/)は、2014年夏に全国で公開。
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