ゲーム史30年ひも解く深夜ドラマ「ノーコン・キッド」、日本映画界の気鋭が多数集結
2013年10月3日 16:35

[映画.com ニュース] テレビ東京の深夜枠で放送される連続ドラマ「ノーコン・キッド~ぼくらのゲーム史~」の製作会見が10月3日、都内で行われ、連ドラ初主演の田中圭をはじめ、出演者とスタッフが出席した。ゲーム30年の歴史とともに、登場人物3人の青春や恋愛、成長を描く全12話。演出には会見に出席した鈴村展弘氏、石田雄介氏をはじめ、冨永昌敬監督(「乱暴と待機」)、沖田修一監督(「横道世之介」)、真利子哲也監督(「イエローキッド」)ら日本映画界の気鋭が顔をそろえる。
1983年、15歳の主人公・礼治(田中)は実家が営むゲームセンターで、すご腕プレイヤーで通称“キッド”の同級生・木戸、ゲーム好きの美少女・高野と出会い、ゲームを通して友情を深めていく。木戸を俳優でミュージシャンの浜野謙太、高野を女優でモデルの波瑠、礼治の父親を佐藤二朗が演じている。タイトルの「ノーコン」とは、ワンコイン(ノーコンティニュー)でゲームをクリアする人物のこと。
15歳から45歳までを演じるキャスト陣は「なかばあきらめ気味でしたが、こんな機会はそうそうないので、礼治の成長を演じられれば」(田中)、「私は(15歳の役は)まだ若干大丈夫かなって。逆に45歳は全然想像できない」(波瑠)、「朝剃ったひげが、昼にはガンガン生えてきて、現場をストップさせてしまうことも」(浜野)と話していた。
ドラマの中には、ゲーム各社の協力のもと「ゼビウス」「パックマン」「ドラゴンクエストII悪霊の神々」「スーパーマリオブラザーズ」など実在のゲームが多数登場。鈴村氏は「実際にあるゲームを使って、ドラマを構成している点が見どころ。ゲームの進化とともに、1983年から2013年の3人の成長を描ければ」と意欲を燃やし、石田氏も「ゲームとドラマの内容がシンクロするよう、演出やカメラワーク、人物の配置を意識した。ゲーム好きな方はもちろん、そうでない人にドラマきっかけで、ゲームに興味を持ってもらえれば」と意気込んでいた。
また、原案およびシリーズ構成を担当する佐藤大氏(「カウボーイビバップ」「交響詩篇エウレカセブン」)は「タイトル通り、ご覧になる皆さんのそれぞれのゲーム史を語り合ってもらえれば」と10年以上温めてきた企画の実現に、感無量の面持ちだった。
放送はテレビ東京、テレビ大阪ほかで10月4日からスタート。毎週金曜深夜0時52分。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ