若手女優・土屋太鳳、初恋相手は1歳年下の弟
2013年10月2日 20:59
[映画.com ニュース]気鋭の若手女優・土屋太鳳が10月2日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた初主演作「アルカナ」の完成披露試写会に、共演の中河内雅貴、山口義高監督とともに出席。中河内と織り成す恋愛模様も見どころとなっていることから、初恋のエピソードを問われると「(相手は)たぶん1歳違いの弟ですね」と告白。「赤ちゃんのときから可愛がっているんですが、弟は(2歳年上の)お姉ちゃんが好きで振られてばっかり」と語り、会場を沸かせた。
2000~01年に「週刊ヤングジャンプ」で連載された、小手川ゆあ氏の漫画を映画化したサイコスリラー。心臓が奪われる殺人事件をめぐり、自分から分裂して生まれた分身と対じする少女の壮絶な戦いを描く。土屋は、主人公マキ/さつき役で一人二役に挑んだが、本作の感想は「覚えていない」。公開に先駆けて鑑賞したものの、緊張のあまり「自分の未熟さに固まってしまって、みなさんどうやって見ているんだろうと思っていたら、終わってしまった」とこぼし、「もう1回見たいから前売り券を買いました」と明かした。
山口監督は、三池崇史監督の下で助監督を務めてきた経験を持ち、監督デビュー作となった本作に「ふたりと出会えてこういう形になって、自分で最初に思ったよりもいい作品になった」と手応え。出演陣も「監督は映画への愛情の化身のよう。監督自身の演技がお上手で、自分ももっと頑張らないと、と思える」(土屋)、「監督みたいな監督ははじめて。とてもアクティブに動かれる方で、役になりきってレクチャーしてくれる」(中河内)と信頼を寄せ、チームワークの良さをうかがわせた。
この日、本作が茨城・常総でオールロケを敢行したことから、同市のマスコットキャラクター「千姫ちゃま」が駆けつけ盛り上げた。
「アルカナ」は、10月19日から全国で公開。
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