オードリー・ヘプバーン、幻の未公開作「マイヤーリング」今冬公開!
2013年9月30日 12:00

[映画.com ニュース] 往年の名女優オードリー・ヘプバーンの没後20年にあたる今年、唯一の未公開映画「マイヤーリング」が、今冬に劇場公開されることになり、ポスタービジュアルがお披露目された。
原作は、仏作家クロード・アネ氏の悲恋小説「うたかたの恋」。アナトール・リトバク監督が、米NBCのテレビ映画シリーズ「プロデューサーズ・ショーケース」の目玉企画として、1957年に映像化した。舞台は19世紀後半のハンガリー帝国。結婚生活に不満を抱いていた皇太子ルドルフは、男爵令嬢マリーと運命的な恋に落ちるが、ルドルフのスキャンダルを恐れた皇帝に引き裂かれてしまう。ヘプバーンが当時の夫メル・ファーラーと共演し、悲恋に見舞われるヒロイン・マリーを演じている。
本作は1957年に全米で一度放送されたきり、幻の作品となっていたが、今回キネスコープ・レコーディングで保存されていたマスター映像をHDで復元。6月にドイツ・ミュンヘンで開催されたヘプバーン記念展で、ワールドプレミア上映が行われた。
当時のテレビ番組はライブ放送だったため、ふたりの生の演技を見ることができる貴重な作品となっている。製作費50万ドルを投入し、3度のアカデミー賞に輝いたドロシー・ジーキンズが衣装を担当するなど、テレビ映画とは思えない規模で製作された世界観にも注目だ。
「マイヤーリング」は、今冬に全国で公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ