安藤裕子、大泉洋主演映画「ぶどうのなみだ」ヒロインに抜てき
2013年9月30日 07:00

[映画.com ニュース] シンガーソングライターの安藤裕子が、大泉洋と染谷将太が共演する映画「ぶどうのなみだ(仮題)」にヒロイン役で出演することが発表された。安藤が演技を披露するのは、2000年のテレビドラマ「池袋ウエストゲートパーク」以来、13年ぶりとなる。
現在撮影が行われている本作は、2012年1月に公開された「しあわせのパン」のスタッフが再び大泉を主演に迎えて描く北海道企画の第2弾。前作の洞爺湖・月浦から、空知(そらち)地方へと舞台を移し、父の残したブドウの樹と小麦畑でワイナリーを営む、ひとまわり年の離れた兄弟の物語を紡ぐ。
安藤が演じるヒロインのエリカは、キャンピングカーでいろいろな土地を旅しているが、いつしかアオ(大泉)とロク(染谷)の兄弟が住む町になじみ、ふたりの心を揺り動かしていくという重要な役どころ。過去に映画の出演経験もあるが、03年に歌手デビューしてからは音楽活動に専念していた安藤は、かつて憧れながらあきらめた映画の世界に再び足を踏み入れ、「映画が好きだと自信を持って言えるよう、ガムシャラに走るのみです」と抱負を語った。
メガホンをとる三島有紀子監督は、「安藤さんの歌詞の言葉たちを聞いていて、この映画の世界を共有してもらえるかもしれないと思いました」と、今回の抜てきの理由を説明する。「感情がストレートで“風”のようなところが、大地に立つエリカのイメージ通り」といい、「撮影では初体験のこともたくさんやってもらってますが、感覚的な表現力でいろんな表情を見せてくれ、ぐっと心吸い寄せられます」と、キャスティングに手ごたえを感じているようだ。
共演する大泉は、「すごくナチュラルで普通の雰囲気を持っていながら、カメラの前に立つと息を飲むほど美しく鮮烈な印象を残す」と語る。撮影の合間に安藤が古い沖縄の歌を口ずさんだエピソードを交え、「か弱いようでも、どこかに強さも感じさせるその歌声は、彼女の演技と同じなんだと思いました」と、コメントを寄せた。
「ぶどうのなみだ(仮題)」は、2014年秋に全国で公開。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

死霊館 最後の儀式
【怖い!楽しい!観たことない――!!】超人気ホラー最新作! “最後の頂上決戦”、開幕!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

この絶品、まだ観てないの?
【中毒者、大量発生中】配信直後から超爆裂ヒット&世界記録樹立の“極大刺激作”!
提供:JCOM株式会社

好きで好きで、たまらない一作に出合いました
北村匠海×林裕太×綾野剛の青春と絆が、愛おしくて、狂いそうになる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート

人生を心から楽しむ、生きる力をくれる映画
【映画出演124本目の最新作】きっと、あなたの人生の“大切な1本”になる――
提供:キノフィルムズ

なんだこの映画は…!!
【いやめちゃくちゃ面白かった!!!】音、物語、ビジュアル、全て高品質の“強”推奨作!!
提供:ディズニー

この衝撃作を知ってるか?
“大注目ドキュメンタリー”の魅力を語ってきた!
提供:ラビットハウス、ミュート