J・D・サリンジャーの伝記映画製作へ
2013年9月23日 12:50

[映画.com ニュース] 米ワインスタイン・カンパニーが、「ライ麦畑でつかまえて」で知られる米作家J・D・サリンジャーの伝記映画の製作を企画していることがわかった。
同じくワインスタインが配給を手がけた、長編ドキュメンタリー「サリンジャー(原題)」を下敷きに展開するもの。ドキュメンタリー「サリンジャー」は、シェーン・サレルノ(「野蛮なやつら SAVAGES」)が監督と脚本を務め、8年の歳月をかけて製作した渾身の1作。9月6日にニューヨークとロサンゼルスの4スクリーンで限定公開されたが、オープニング興収8万6956ドル(約860万円)を記録。9月20日からは全米62都市での拡大公開が予定されている。
新たに製作される伝記映画でも、サレルノが脚本を担当。謎に包まれたサリンジャーの全体像を捉えようとしたドキュメンタリーとは異なり、映画版では第2次世界大戦の従軍経験から1951年の「ライ麦畑でつかまえて」発表までの短い期間に焦点を当て、戦争が芸術家に及ぼす影響を検証する。監督、キャストは未定。
サレルノは、120分のドキュメンタリー「サリンジャー」を完成させるにあたって、サリンジャーと何らかの接点を持っていた150人以上の人々に取材。貴重な未公開写真や映像を交えた本作にはトム・ウルフやゴア・ビダルといった作家を始め、フィリップ・シーモア・ホフマン、エドワード・ノートン、ジョン・キューザック、マーティン・シーンらも登場する。日本公開は未定。
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