市川海老蔵主演「利休にたずねよ」日本ならではの“美”で貫かれた予告公開
2013年9月17日 18:00

[映画.com ニュース] 第37回モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞した映画「利休にたずねよ」(田中光敏監督)の予告編が、このほど公開された。
直木賞を受賞した山本兼一氏の同名小説をもとに、時の権力者を恐れさせた茶人・千利休の美への情熱と若き日の恋を通して、“人間・利休”に迫り、日本芸術史上唯一の殉職となった切腹にいたるまでの真相を描く。歌舞伎役者・市川海老蔵が主演を努め、妻の宗恩役を中谷美紀、織田信長役を伊勢谷友介、豊臣秀吉訳を大森南朋が演じた。今年2月に亡くなった海老蔵の父・市川團十郎さん(12代目)が、利休の茶の師匠・武野紹鴎役で特別出演している。
予告編では、「人を殺してもなお、手にしたいだけの美しさがございます」という、利休(海老蔵)の美に対するあくなき執念と、“わび”を感じさせる茶器や生け花などが、本作を貫く日本ならではの“美”を象徴する。さらに、濃厚な人間ドラマを予感させるやりとりの数々も収められており、なかでも海老蔵と團十郎さんの共演シーンは見逃せない。
予告編とあわせて公開されたポスタービジュアルは、桜の花が散りばめられ、文字には桃色が使用されており、予告編とは反対に明るく、華やかな印象。利休(海老蔵)を中心とした俳優陣の力強いまなざしが、見るものをひきつける。このポスターは、14日から全国の劇場に掲出される。
また、13日から発売されている前売り券に、「利休の美がわかる豪華ガイドブック」が特典として付属されることも発表された。
「利休にたずねよ」は、12月7日から全国で公開。
(C)2013「利休にたずねよ」製作委員会
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