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「ハーロック」の松本零士、仏大使館からの画業60周年記念ワインに大感激!

2013年9月11日 21:00

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(左より)マセ駐日フランス大使、松本、フォール文化参事官
(左より)マセ駐日フランス大使、松本、フォール文化参事官

[映画.com ニュース] 公開中のフルCGアニメーション大作「キャプテンハーロック」の日仏交流試写会が9月11日、東京・飯田橋のアンスティチュ・フランセ日本で行われ、原作総設定を務めた松本零士とフランス大使館文化参事官のベルトラン・フォール氏がトークイベントに出席した。

原作であるテレビアニメ「宇宙海賊キャプテンハーロック」は、1978~79年に国内で放送され、世界各地でも人気を博した。フランスでも絶大な人気を誇り、アニメ放送当時の視聴率は70%を記録したと言われる。「キャプテンハーロック」を見て育った世代は“アルバトール世代”(「アルバトール」はフランスでのハーロックの名前)と呼ばれ、同世代のフォール氏は「宿題をやった後にアニメを見る時間が設けられ、ハーロックは性別に関係なく大人気だった。男の子は冒険や海賊の物語に、女の子にとってもイケメンのハーロックはとても人気があった」と熱く語った。

特別招待作品として参加した第70回ベネチア国際映画祭から帰国したばかりの松本氏は、「素晴らしい場所でさまざまな国の人々と交流ができた。夢の中を旅してきたような印象」と述懐。昨年にはフランスの芸術文学勲章シュバリエも受章し、「漫画やアニメには国境がない。地球全域がお互いの夢を語り合う世界。いかりを上げる以上、ドクロの旗を掲げる以上、泣き言は言いません。まだまだ頑張って、世界中の皆さんと旅をしたい」と夢をふくらませた。

松本はハーロックのモデル像を聞かれると、「世界中のあらゆる苦難に耐えながら頑張った人たちの思いが一体化して、ハーロックというひとりの人物になった。未来に対し成し遂げたい思いを持った男の夢を描きたいという願望から生まれた」と誕生秘話を披露。また、演出等での東京五輪参加の可能性について聞かれると、「お声がかかるかどうかが運命。依頼があれば、一生懸命死に物狂いで何でもやります」と前向きだった。

フォール氏より松本の画業60周年を記念して60年物のフランス産ワインが贈呈されると、松本は「私が15歳の時にこのワインが生まれたと思うと、不思議な気持ち。青春のすべてが詰まっている気がする。ふだんは飲まないけれど、飲めば100杯は飲める。今晩飲みます!」と大喜び。お返しにハーロックのイラスト&サイン入り色紙をプレゼントすると、フォール氏も大感激だった。また、急きょクリスチャン・マセ駐日フランス大使も駆けつけ、松本と熱い握手を交わした。

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