P・マッカートニー「ムード・インディゴ」サントラでM・ゴンドリーと再コラボ!
2013年9月7日 12:00

[映画.com ニュース] 英ミュージシャンのポール・マッカートニーが、ミシェル・ゴンドリー監督の新作「ムード・インディゴ うたかたの日々」のサントラに、ベーシストとして参加していることがわかった。ゴンドリー監督は、2007年にマッカートニーの楽曲「Dance Tonight」のミュージックビデオを手がけており、約5年ぶり2度目のコラボレーションとなった。
今回のタッグは、ゴンドリー監督の熱烈なラブコールによって実現した。マッカートニーは、「Course Cloches」「Fleuriste」「Adieux」を担当しており、「Course Cloches」が主人公コランとクロエの結婚式、「Fleuriste」はコランがクロエのため花を買いに行くシーンで印象的に使用されている。
ゴンドリー監督は、「ポールが彼の偉大なるベースを弾いてくれるというのは、まさに夢が叶うということだった」と感激しきり。レコーディングにも立ち会ったそうで、「僕はポールに、映画のいくつかのシーンで、光のビームやウナギが管から飛び出してくるところなどビジュアル効果を使った箇所に、サウンドエフェクトをつけてくれないかと頼んだんだ。彼が子どもみたいに遊びながら、面白い音をつくる姿を見るのは本当に楽しかった」と喜びを語った。
初めてタッグを組んだ5年前には、ビデオの撮影後に45分間におよぶジャムセッションを行ったという。ゴンドリー監督は、ポールの誘いを受けドラムを叩いており、「完璧にマジカルなひとときだったよ。だから『ムード・インディゴ うたかたの日々』のサントラのためにベースを弾いてほしいとメールを送って、彼が引き受けて受けてくれたのは、あの時の続きをやろうということだったと僕は信じている」と語った。
原作は、フランスの作家でジャズ・トランペット奏者としても活躍したボリス・ビアンが、1946年に発表した名作「L’Ecume des jours」。ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥの共演で、幻想的なラブストーリーに仕上げた。「ムード・インディゴ うたかたの日々」は、10月5日から全国で公開。
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