ジミー大西、マット・デイモンになりきり 庶民的な夢を披露
2013年8月29日 19:40

[映画.com ニュース] お笑いタレントで画家のジミー大西が8月29日、マット・デイモン主演のSF大作「エリジウム」の公開記念イベントに出席。“デイモン似”を自称するジミーが、劇中さながらのパワードスーツを身に着けた丸坊主姿で登場し、「ハロー、アイム・マット・アライ・デイモン。アイム・ハッピー」とカタコトの英語で“なりきり”会見を行った。
「第9地区」のニール・ブロムカンプ監督が、スペースコロニー「エリジウム」に暮らす富裕層と、荒廃した地球に取り残された貧困層に二分された未来世界を舞台に描いたSFサスペンスアクション。勤務中の事故により余命5日と宣告された労働者階級のマックス(デイモン)は、生き残りをかけて、無謀にもエリジウムへ潜入しようとする。共演にジョディ・フォスター、「第9地区」で主人公を演じたシャルト・コプリーら実力派キャストがそろう。
ジミーは、「さんまさんに『お前マット・デイモンに似てるな』って言われていた。男前やなと勘違いしてしまうけど光栄。これでやっと世間に分かってもらえる!」と満足げ。いつかは本物のデイモンとの共演にも期待が寄せられるが、本人は「芝居なんて無理。日本語だってたどたどしいし、セリフは5行も覚えられない」と怖じ気づいていた。
ジミーはすっかりデイモンになりきり、記者からの質問にも回答。もしも主人公マックスのように5日の余命宣告を受けたら、「焼肉店を貸し切って、キレイなお姉さんと焼き肉を食べたい。そして最後はトロ鉄火を食べたい」と控えめ。さらに、ジミーにとっての理想郷「エリジウム」を聞かれると、「65歳で年金をもらうこと。働かなくてもいい生活を送りたい。年金で温泉に行ったり、公園でお茶を飲んだり、(スーパーマーケットの)マックスバリューにみんなで集まって品定めしたり」と、大スターとは思えない庶民的な夢をふくらませた。
「エリジウム」は9月20日から全国で公開。
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