2014年大河「軍師官兵衛」が始動!岡田准一「熱い大河になれば」と意気込み
2013年8月27日 19:00
[映画.com ニュース] 2014年大河ドラマ「軍師官兵衛」(来年1月放送開始)のスタジオクランクイン取材会が8月27日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、主人公・黒田官兵衛を演じる「V6」の岡田准一が出席。「大河は国民的ドラマであり、すごく大きな存在。プレッシャーも感じるが、日曜日に家族そろって楽しんでもらえるように励んでいきたい。熱い大河になれば」と意気込みを新たにした。
「人を殺すよりも使え」を信条に、豊臣秀吉の天下統一を演出した天才軍師・黒田官兵衛の数奇な生涯を描く。有能ゆえ、秀吉に「次の天下人」と恐れられた人物で「資料をいただいたり、地方に行くと、おばちゃんから『秀吉に負けたらあかんで』と声をかけられることも。自分自身が成長するのはもちろん、皆さんに育てていただける人物になれば」と初大河に意欲を燃やす。
V6のメンバーでは、同じNHKで朝の情報番組に出演する井ノ原快彦から「『あまちゃん』を撮っていたスタジオでしょ? 遊びに行くよ」とエールが送られたといい、「今日、来るかなと思ったんですけど、来なかったですね(笑)。食堂がいいよって言っていました」(岡田)。
取材会には岡田をはじめ、官兵衛の正室・光を演じる女優の中谷美紀、官兵衛の最初の主君・小寺政職を演じる片岡鶴太郎、官兵衛の父・黒田職隆を演じる柴田恭兵が出席。スタジオクランクインを迎えたこの日は、官兵衛と光が祝言を挙げるシーンが撮影され「中谷さんはとてもおきれい。支え合える夫婦らしさを大切にしたい」(岡田)、「岡田さんは静かななかに威厳があるたたずまい。妻として光栄」(中谷)と早くも良き夫婦ぶりを発揮した。
また、柴田は「台本をいただき2カ月。どう演じたらいいか悩んでいたが、つい8時間前に(笑)、カツラとひげ、衣装を着けた瞬間に職隆が降りてきました」とこちらも準備万端。片岡演じる主君は、官兵衛を存分に悩ませるという役どころで「小さな男の小ささを楽しんでいただければ」とアピールしていた。