貞子、「貞子3D2」のため“連投”翌日も渋谷で握手会・キャンペーンに奔走
2013年8月25日 14:33

[映画.com ニュース] 日本が誇るホラーアイコンの貞子が8月25日、「夏のメガ貞子祭」と銘打ち、最新作「貞子3D2」のキャンペーンを東京・渋谷界わいで展開した。
興収15億円を記録した前作「貞子3D」でも話題となったメガ貞子搭載の宣伝トラックが、髪の毛の量が増え子貞子を従えた「メガ貞子2」としてバージョンアップ。その前に5人の貞子が現れ、ウオーミングアップとして「呪いの準備体操」を始めたが、内容はラジオ体操第一と同じで、道行く人々からは「なんてシュールな光景なんだ」の声が上がった。
この日は前日から大幅に気温が下がり、あいにくの雨模様だったため、街を冷やすために行った打ち水の効果も未知数。それでも、「1年ぶりに、呪われに来ない?」などとしたためた“呪中お見舞い”を手分けして配布し、握手会では泣き出すちびっ子もいて「何人か泣いていたので十分。始まったばかりなので、これからガンガンいきます」と不適なコメントを残した。
だが、前日は名古屋(ナゴヤドーム)、埼玉・所沢(西武ドーム)と始球式ツアーを行い、「ぶっちゃけきつい。次からは1カ所にしてほしい」と泣き言も。さらに、映画の公開に向けては「当たらないと、仕事がなくなっちゃうから困る。まだまだ(シリーズを)続けるつもりだが、あとはプロデューサーに聞いてくれ」と現実的な悩みも吐露した。
そして、ライバルを問われると「スーパーマン」と、同じ8月30日に封切られる「マン・オブ・スティール」だと明言。最近の露出の多さに、ゆるキャラと指摘する声もあるが、「今はブームなので、乗っかっといた方がいい」と気にも留めていない様子だった。
「貞子3D2」は、前作から5年後が舞台で、再び「呪いの動画」による不審死事件が続発。それが、茜の一人娘・凪の周辺で起こっていることに気づいた茜の妹・楓子が、新たな恐怖に巻き込まれていく。
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