新作の恐怖映画3連発「遺伝子震撼!!映画まつり」開幕決定
2013年8月21日 18:51
[映画.com ニュース] 恐怖映画を特集する「遺伝子震撼!!映画まつり」が、10月5日~12月6日にヒューマントラストシネマ渋谷ほかで開催されることが決定した。
上映作品は、ホラー、パニック、スリラーのジャンルで話題作を送り出してきた監督・製作陣による新作3本。命の危機に直面しても執拗なまでにカメラを回し続ける登場人物によって、臨場感あふれる恐怖の世界が展開されるという。
第1幕として10月5日に公開される「エビデンス 全滅」は、「THE 4TH KIND フォース・カインド」のオラントゥンデ・オスサンミ監督の最新作。ラスベガスに向け砂漠地帯を走るバスが鉄火面をかぶった殺人魔に襲われ、乗客は次々と巨大バーナーで焼き殺される。事件を担当する2人の刑事は、被害者が撮影した犯行の証拠映像(エビデンス)から、殺人魔の正体に迫る。
第2幕の「ジャングル 不滅」(10月26日公開)では、森の悪魔が存在すると古くから言い伝えられているインドネシア・ジャワ島のジャングルを舞台に、絶滅の危機にひんしたヒョウの調査に訪れたオーストラリアの保護活動家チームが直面する恐怖を描く。「ブラック・ウォーター」「赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター」のアンドリュー・トラウキ監督がメガホンをとった。
終焉の第3幕では、「パラノーマル・アクティビティ」シリーズの製作陣が手がけるホラーで、目下編集中の「W.E.R(原題)」が、全米公開に先駆け世界最速で上映される。公開日は11月16日。フランスで休暇中の一家が惨殺されているのが発見される。事件を担当する科学捜査班は、容疑者の大男と形質転換を研究している大学教授の身体検査を行うが、捜査が進むにつれて大男には特別な秘密があるのではないかと疑いを抱き始める。
「エビデンス 全滅」は10月5~25日、「ジャングル 不滅」は10月26日~11月15日、「W.E.R(原題)」は11月16日~12月6日、各作品3週間ずつ上映される。