エマ・ワトソンら若手スター共演の青春映画「ウォールフラワー」11月に公開
2013年8月18日 14:00
[映画.com ニュース] 若手俳優ローガン・ラーマン×エマ・ワトソン×エズラ・ミラーが共演する青春映画「ウォールフラワー」(原題:The Perks of Being a Wallflower)が、11月から全国で順次公開されることが決定した。
原作は、1999年にアメリカで出版され、J・D・サリンジャー著「ライ麦畑でつかまえて」の再来と絶賛されたベストセラー小説。内気で、パーティーでは誰からも話しかけられない“壁の花(Wallflower)”のような主人公の心の成長を描く。映画化に際し、原作者のスティーブン・チョボウスキー自ら脚色を手がけ、メガホンもとった。
主人公チャーリー役のラーマン(「パーシー・ジャクソン」シリーズ、「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」)を中心に、「ハリー・ポッター」シリーズ終了後、メインキャストとしての出演は本作が初となるワトソン、「少年は残酷な弓を射る」のミラーと旬の顔ぶれがそろい、ナイーブな“はみ出し者たち”を演じた。米映画批評サイトRotten Tomatoesで満足度85%を獲得するなど、高い評価を得ている。
小説家を志望する16歳の少年チャーリー(ラーマン)は、高校入学初日にスクールカースト最下層に位置付けられてしまう。ひっそりと息を潜めて毎日をやり過ごすことに注力していたが、陽気でクレイジーなパトリック(ミラー)とその妹で美しく奔放なサム(ワトソン)に出会い、生活が一変。初めて友情や恋を知り、世界は無限に広がっていくように思えたが、チャーリーがひた隠しにする、過去のある事件をきっかけに、3人の青春の日々は思わぬ方向へ転がり始める。
「ウォールフラワー」は、11月からTOHOシネマズシャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。