劇場版「ポケモン」シリーズ累計興行収入700億円突破
2013年8月11日 08:00
[映画.com ニュース] 人気アニメ「ポケットモンスター」の劇場版シリーズ(“ピカチュウ・ザ・ムービー”シリーズ)の累計興行収入が700億円を突破したことがわかった。7月13日に封切られたシリーズ16作目「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速(しんそく)のゲノセクト ミュウツー覚醒」(同時上映「ピカチュウとイーブイ☆フレンズ」)が公開25日間で観客動員190万人、興収19.7億円を突破し、前作に続き最終興収30億円以上を見込む大ヒットになっている。
「劇場版ポケットモンスター」シリーズは1998年の「ミュウツーの逆襲」から始まり、過去15作品の総動員数は約6421万人、総興収は680.3億円(平均興収45億円)。これに公開中の「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」の興収を加えるとシリーズ興収は累計で700億円に到達。動員も約6611万人となった。
これを受けて、シリーズ全16作品に出演している声優の山寺宏一は「またまたスゴい記録を打ち立てたのですね! おめでとうございます!」と喜びのコメントを発表。「それだけたくさんの方々が劇場に足を運んで下さったということで、毎回出演させていただいている僕も本当に嬉しく思います。ポケモンに関わるたくさんの方々の、たゆまぬ努力と熱い思いに拍手!」と話している。
また、7作品に出演している中川翔子も「この偉大なる数字に感動しています。ポケモン映画は、みんなの心を繋いでくれる、素晴らしい日本の文化であると思います。ポケモン映画がある今の地球に生まれて、そして声優として関われて、本当に嬉しく思います」とコメントを寄せた。
歴代ポケモン映画の動員数/興行収入
※タイトルは副題のみ
※タイトルは副題のみ
▽「ミュウツーの逆襲」(98)
654万人/72.4億円
654万人/72.4億円
▽「幻のポケモン ルギア爆誕」(99)
560万人/62億円
560万人/62億円
▽「結晶塔の帝王 エンテイ 」(00)
450万人/48.5億円
450万人/48.5億円
▽「セレビィ 時を超えた遭遇」(01)
360万人/39億円
360万人/39億円
▽「水の都の護神 ラティアスとラティオス」(02)
250万人/26.7億円
250万人/26.7億円
▽「七夜の願い星 ジラーチ」(03)
430万人/45億円
430万人/45億円
▽「裂空の訪問者 デオキシス」(04)
420万人/43.8億円
420万人/43.8億円
▽「ミュウと波導の勇者 ルカリオ」(05)
410万人/43億円
410万人/43億円
▽「ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ」(06)
321万人/34億円
321万人/34億円
▽「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(07)
480万人/50.2億円
480万人/50.2億円
▽「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」(08)
466万人/48億円
466万人/48億円
▽「アルセウス 超克の時空へ」(09)
454万人/46.7億円
454万人/46.7億円
▽「幻影の覇者 ゾロアーク」(10)
400万人/41.6億円
400万人/41.6億円
▽「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム/白き英雄 レシラム」(11)
419万人/43.3億円
419万人/43.3億円
▽「キュレムVS聖剣士 ケルディオ」(12)
347万人/36.1億円
347万人/36.1億円