成河&益岡徹、日本初舞台「ショーシャンクの空に」で不朽の名コンビに
2013年8月5日 14:20

[映画.com ニュース]映画.com ニュース] スティーブン・キングの中編「刑務所のリタ・ヘイワース」を日本で初めて舞台化する「ショーシャンクの空に」の製作発表会が8月5日、東京・赤坂のWOWOW本社で行われ、主演の成河(ソンハ)と益岡徹、演出の河原雅彦、脚本家の喜安浩平が出席した。
1994年にアメリカで映画化され、今なお世界中の映画ファンに愛される名作「ショーシャンクの空に」の日本初舞台。無実の罪でショーシャンク刑務所に収監された元銀行員アンディが、長年入所している囚人レッドと友情を育みながら、数々の奇跡を起こしていく姿を描く。
舞台を中心に活躍する成河が主人公アンディに扮し、「非常に大きな役に緊張している。誠心誠意、頑張っていきたい」と挨拶。「寡黙でクールで何を考えているか分からないキャラクターだけど、表面的になぞるだけにはしたくない。彼が刑務所に入る前と後でどう変わったのかなと、舞台の幕が下りるまで考え続けると思う」と意欲を燃やした。
レッド役の益岡は、「モーガン・フリーマンという偉大な俳優さんがやった役。映画を見終わった時に感じた突き抜けていくような自由。主人公が自由を渇望していく姿勢に共感できると思う。これから皆さんと稽古するのが楽しみ」と期待を膨らませた。また、「今の社会が抱える絶望感や閉塞感の中、希望の光をもちたいという気持ちは同じ。映画を見た後の固定概念ってあると思うけど、それを柔らかく耕せれば」と語った。
河原も、「映画は不朽の名作と言われてるが、あくまで小説が原作。原作をリスペクトした上でシンプルに面白い演劇を作ろうと思ってる。演劇ならではの開放感やカタルシスで、舞台の豊かさを伝えられる作品にしたい」と意欲満々。昨年の国内映画賞を総なめにした「桐島、部活やめるってよ」の脚本を手がけたことでも知られる喜安は、「小説でも映画でもなく、舞台でやるということを日々考えながら言葉を綴っている。原作と通底しているものは同じだけど、舞台のためにひねり出したアイデアや見たことのないシーンがいっぱい出てくる」と見どころを語った。
舞台「ショーシャンクの空に」は、東京・サンシャイン劇場で11月2日~10日まで公演される。大阪、福岡ほか全国で順次公演。
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