渡辺謙主演「許されざる者」、第70回ベネチア映画祭特別招待作品に!
2013年7月26日 04:00

[映画.com ニュース] 渡辺謙の主演最新作「許されざる者」(李相日監督)が、8月28日に開幕する第70回ベネチア国際映画祭特別招待作品に選出された。渡辺は、「この度ベネチア国際映画祭にお招きいただくことになりました。『許されざる者』というよく知られている話が、日本の風土の中にどう染み込んでいるのか、それが外国の方々にどう受け止められるのか、とても楽しみです」とコメントを発表した。
第65回アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞ほか4部門に栄冠をもたらした、クリント・イーストウッド監督・主演作「許されざる者(1992)」を日本でリメイクした話題作だ。1880年、江戸幕府崩壊後の北海道を舞台にした時代劇で、かつて“人斬り十兵衛”と恐れられながら刀を捨てた江戸幕府の剣士が、愛する者を守り己の尊厳を取り戻すために再び刀をとり、宿場町を“恐怖”で牛耳る警察署長に戦いを挑む姿を描く。
上映日の9月6日に合わせて、キャストとともに渡伊する予定の李監督は、「スタッフ、キャストの大いなる志が、ベネチアへの道を開いてくれました。日本映画として生まれ変わった『許されざる者』を世界に発信できることを誇りに思います」と感無量の様子。共演陣も喜んでおり、「北米発信のこの映画が、日本で生まれ変わり世界に届く、映画は共通言語です」(佐藤浩市)、「『許されざる者』が海を渡るのかあ、日本人の魂がどう観客に伝わるのか、楽しみだ」(柄本明)と語っている。
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