「おしん」予告編公開 濱田ここねちゃんが「おねげえするっす」マナーCMも
2013年7月21日 13:30
［映画.com ニュース］ 橋田壽賀子氏原作のNHK連続テレビ小説を映画化する「おしん」（冨樫森監督）の予告編が完成。おしんを演じる子役の濱田ここねちゃんが、極寒の地で見せた熱演を垣間見ることができる。
1983年に放送され、平均視聴率52.6％、最高視聴率62.9％をたたき出した名作ドラマを、テレビ放送から30年を経て映画化。おしんの少女時代に焦点を当て、過酷な身の上でもひたむきに家族を思い、成長するおしんの姿を描く。オーディションで2471人の中から選ばれたここねちゃんをおしん役に迎え、両親役の上戸彩、稲垣吾郎ほか、元祖おしんの小林綾子、ドラマ版でおしんの母親役を演じた泉ピン子らも出演する。
予告編には、撮影当時8歳ながら氷点下10度にもなる豪雪のオール山形ロケに挑んだここねちゃんの体当たりの演技や、ぞんざいな扱いを受けてもめげることなく立ち向かっていく真っすぐなおしんの姿が映し出される。また、奉公先の大奥様役である泉との掛け合いシーンもあり、大先輩を相手にも臆することなく堂々演じていることがわかる映像になっている。BGMには、日本と台湾の人気ロックバンド「flumpool」と「Mayday」がコラボレーションした主題歌「Belief 春を待つ君へ」が流れる。
予告編と同時に撮り下ろしの劇場マナーCMも公開。劇中衣装を身にまとい、おしんになりきったここねちゃんが、マナーの悪い観客に駆け寄っては「携帯の電源を切ってください。おねげえするっす」「前の席をけらないでください。おねげえするっす」など、山形弁でお願いしてまわるという内容だ。
予告編、マナーCMともに7月20日から劇場で上映される。
「おしん」は10月12日全国公開。
(C)2013「おしん」製作委員会
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