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全米大ヒットクライムアクションに本物の事故が映し出されていた! 緊迫の場面写真を入手

2013年7月14日 17:40

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本物の事故を映画の本編に採用した衝撃の場面写真
本物の事故を映画の本編に採用した衝撃の場面写真
(C)2012 SOLE PRODUCTIONS, LLC AND HEDGE FUND FILM PARTNERS, LLC ALL RIGHTS RESERVED

[映画.com ニュース] ジェイク・ギレンホールマイケル・ペーニャが共演、ロサンゼルス警察が全面協力と監修を担当したクライムアクション「エンド・オブ・ウォッチ」(デビッド・エアー監督)劇中で、本物の事故が映し出されていたことがわかった。映画.comが衝撃の場面写真を入手した。

公開時にわずか3日間で興収約10億円を稼ぎ出し、全米初登場1位を獲得した本作は、ロサンゼルス警察の全面協力と監修を得て、パトカー内に搭載されたビデオカメラによって、これまで映像化されることのなかった犯罪都市L.A.のなかで最も危険な地域サウス・セントラルの日常を、二人の警察官の仕事を通じて映し出す。固い絆で結ばれた警察官コンビを演じたギレンホールとペーニャは、撮影開始の5か月も前からロス市警に同行して訓練を受けた。

本編で本物の事故が映し出されるのは、終盤にギャングを追い詰めてアパートに入って行くシーン。シルバーのバンを追跡し、衝突する場面は本来脚本にはなかったが、実際に車を運転していたペーニャが不意に起こしてしまった事故だった。「パトカーで事故ったんだ! 信じられないよ。スタントチームがABS(アンチロックブレーキシステム)を外していただんだ。サウス・セントラルの舗装したての通りでブレーキをかけた瞬間にスリップしたんだ。OH! NO!と6秒ぐらい叫んだよ、そして次の瞬間壁に突っ込んで、エアバッグが膨らんでいたんだ」とペーニャはあわや大惨事寸前の事故を振り返っている。

この撮影用に使われた車は、カメラの振動を減らすためABSを外してあり、道路の路面が舗装されたばかりであったことも災いして、150フィート(約47メートル)もスリップした末にエアバックが飛び出すほどの大事故だった。本編では、そのシーンを撮り直したり、カットすることなくそのまま使用、車が衝突した際の衝撃が公開された場面写真から見て取れる。実際のアクシデントも作品の一部として取り入れ、とことんリアルを追求した製作陣の情熱を劇場で確認してほしい。

エンド・オブ・ウォッチ」は8月17日丸の内TOEIほか全国で公開。

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