やなせたかし氏、本仮屋ユイカをオリジナルソングで称賛
2013年7月6日 18:30

[映画.com ニュース] 国民的人気アニメ劇場版シリーズ第25作「それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ」が7月6日、東京のシネ・リーブル池袋ほか全国で公開初日を迎え、原作のやなせたかし氏とゲスト声優を務めた本仮屋ユイカが舞台挨拶に立った。
94歳のやなせ氏は、「25周年、記念の映画になりました~♪ 本仮屋ユイカさん、パオの声を見事に演じてくれています~♪」と恒例となったオリジナルソングで挨拶。さらに、「俺が舞台上で死ねば宣伝になるじゃない? ヤケクソでやっている。笑いながら死んでいくんだ~。俺の商売ってのはそういうもん!」と豪快に笑っていた。
アンパンマン劇場版シリーズと同じ年で25歳の本仮屋は、「この日を待っていた。大好きなアンパンマンワールドに入ることができてうれしい」とニッコリ。ゾウの男の子パオを演じ、「パオはすごく素直でまだ頑張ることに忍耐力のないかわいらしい男の子。女の子なので男の子の声を演じるのは難しかった」と明かしたが、やなせ氏から「良くできていましたよ」と太鼓判をもらい、「うれしい!」と大喜びだった。「アンパンマンのマーチ」をはじめアンパンマンソングを歌い続けてきた双子デュオ「ドリーミング」も駆けつけ、本仮屋は「生で聞けて涙が出そう。この歌で青春を過ごした。本当に素敵!」と感動しきりだった。
“空をきれいにできるハンカチ”をうまく鼻から出せないゾウの男の子・パオが、アンパンマンと出会ったことで前向きに奮闘していく姿を描く。短編「みんなで てあそび アンパンマンといたずらオバケ」が同時上映される。
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