スピルバーグ&ドリームワークス、スタインベック「怒りの葡萄」を映画化
2013年7月5日 10:22
[映画.com ニュース] ノーベル文学賞作家ジョン・スタインベックの1939年の長編小説「怒りの葡萄」を、米ドリームワークスとスティーブン・スピルバーグが再映画化する動きがあることがわかった。
米Deadlineによれば、ドリームワークスは現在、スタインベック財団と同作の映画化に向けての交渉に入っているという。「怒りの葡萄」は過去にジョン・フォード監督、ヘンリー・フォンダ主演で40年に映画化され、アカデミー賞の監督賞と助演女優賞を獲得している。
アメリカ文学の金字塔「怒りの葡萄」は、30年代の大恐慌下のアメリカを舞台に、オクラホマの土地を追われてカリフォルニアに移住した極貧の農民たちの過酷な生き様を描き、ピュリッツァー賞を受賞した。なお、スピルバーグはプロデュースのみで、監督はしないものと見られている。