「機動警察パトレイバー」実写版プロジェクト、押井守の参加が明らかに
2013年7月4日 19:07

[映画.com ニュース] 今年3月の「東京国際アニメフェア 2013」会場で発表され反響を呼んだ「機動警察パトレイバー」実写版プロジェクトに、アニメーションシリーズの監督を務めた押井守が参加することがわかった。7月4日から仏パリで開催されているヨーロッパ最大の日本文化とエンタテインメントの祭典「第14回ジャパンエキスポ」会場の東北新社ブースに、同プロジェクトの新たなパネルが展示され、そこに押井守の名が掲示されていることから明らかになった。プロジェクトの公式サイト(http://patlabor-nextgeneration.com/)にも「MAMORU OSHII × THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」と記されており、押井がどのような立場で関与するかはまだ不明だが、同プロジェクトに携わる具体的な人物の初の発表であることから、重要なポジションに就くことが予想される。
「機動警察パトレイバー」は、レイバーと呼ばれる人型作業ロボットが普及した日本を舞台に、警察のレイバー=パトレイバーを駆使して犯罪に立ち向かう警視庁特科車両二課中隊(特車二課)の活躍を描いた人気作。1988年にOVAシリーズとして発表され、その後もコミック、劇場版、テレビシリーズなどでメディアミックス展開。ゆうきまさみ(漫画・キャラクター原案)、出渕裕(メカニカルデザイン)、高田明美(キャラクターデザイン)、伊藤和典(脚本)とともに原作者グループ「ヘッドギア」に名を連ねた押井は、OVAの初期シリーズと劇場版2作を監督したほか、テレビシリーズやOVA第2シリーズで脚本を担当した。
実写版プロジェクトについては、今年3月に東京ビッグサイトで開催された「東京国際アニメフェア 2013」の東北新社ブースで、「実写版プロジェクト始動」「COMING IN 2014」と記された巨大なパネルが掲示されるかたちで明らかにされた。
それから約4カ月、大きな発表はなかったが、今回のジャパンエキスポで押井の参加を発表。押井は現在、自身初の英語作品となる実写映画「The Last Druid: Garm Wars」の製作にとりかかっており、「パトレイバー」実写版プロジェクトには具体的にどのようなかたちで参加するのかは不明だが、アニメ版の監督としてシリーズの人気に大きく貢献した経験をもつだけに、耳目を集めることは必至。ジャパンエキスポ会場では多くのフランス人来場者がブースの写真を撮るために列を連ねるなど、すでに熱い視線を浴びている。
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