ケンコバ「パシフィック・リム」でデル・トロ監督が愛する“無頼漢”吹き替えに挑戦
2013年7月2日 12:00
[映画.com ニュース] “ケンコバ”ことお笑い芸人のケンドーコバヤシが、「ヘルボーイ」「パンズ・ラビリンス」の鬼才ギレルモ・デル・トロ監督の最新SF大作「パシフィック・リム」で、物語のカギを握る悪役ハンニバル・チャウ役の日本語吹き替え声優に抜擢され、都内のスタジオでアフレコに臨んだ。
太平洋の深海から突如出現する巨大生命体“KAIJU”と、人知の結集から生み出された巨大人型兵器“イェーガー”を操縦する人間たちの壮絶な戦いを描く。菊地凛子がイェーガーのパイロット“モリ・マコ”役に起用され、その少女時代を芦田愛菜ちゃんが演じたことでも話題を集める。
ケンドーが吹き替えを担当するのは、デル・トロ監督作品常連のロン・パールマン演じる悪党ハンニバル・チャウ。パールマンが「無節操で、反道徳的な戦争成金」と言う通り、イェーガーに倒されたKAIJUを利用してひと儲けしているキャラクターだ。日本のロボットや怪獣映画を愛するデル・トロ監督にとっても、「彼のために書いたんだよ。ロンは僕が大好きな無頼漢なんだ」と思い入れは深い。
そんな重要な役柄の吹き替えに挑んだケンドーは、「僕は役者ですからね! 芸人なんて片手間のアルバイト」と言い切り、「最大限自分に厳しい評価をして……100点ですかね」と自信満々。また、「ロボットのデザインを見ても、本当に監督が日本のこと好きやねんなというのが分かる。日本のロボットアニメの良いエッセンスを取り入れたロボット!」と絶賛する。そして、「マジで映像がすごい! ヤバイくらい金かけているだろうな。もちろん戦闘シーンもすごいけど、ロボットものの醍醐味はやはり格納庫や操縦シーン。日本がアニメでやっていたものを、ハリウッドの実写のパワーでここまでできるのかと。とにかくスゴイので、僕の声は抜きにして見にきてほしい」と猛アピールした。
「パシフィック・リム」は、8月9日より全国で3D/2D公開。
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