黒人初の大リーガーを描く「42 世界を変えた男」11月1日に公開決定
2013年6月12日 14:00

[映画.com ニュース] 史上初の黒人メジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの半生を描いた「42 世界を変えた男」の公開日が、11月1日に決定した。背番号「42」とともに人々の希望を背負った名選手の壮絶なドラマが、日本に上陸する。
ロビンソンとブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)のジェネラル・マネージャー、ブランチ・リッキーの交流を軸に、白人選手しかいなかったメジャーリーグに新風をもたらし、世界に向けて本当の自由を示した男たちのドラマを描く。全米では4月12日に公開され、興行収入約2730万ドルを記録しボックスオフィス首位デビューを果たした。ハリソン・フォードがリッキーに扮し、ロビンソン役をチャドウィック・ボーズマンが演じる。「L.A.コンフィデンシャル」(1997)でアカデミー賞脚色賞を受賞したブライアン・ヘルゲランドが脚本を執筆、自らメガホンをとった。
1947年、ブルックリン・ドジャースのジェネラル・マネージャーだったリッキー(フォード)は周囲の反対を押し切り、ロンビンソン(ボーズマン)とメジャー契約を結ぶ。しかし、ふたりは野球ファンやマスコミ、チームの選手たちの非難の的に。それでも、背番号「42」を背負ったジャッキーは並々ならぬ勇気と誇りで、誹謗(ひぼう)中傷に対して反撃しない自制心を貫き通す。そんなロビンソンのプレーに、批判ばかりしていたチームメイトやファンたちの心は、やがてひとつになっていく。
意外にも実在の人物を演じるのは初めてというフォードは、「不平等という問題と対峙するために重要な一歩を踏み出した素晴らしい物語だ。ブランチ・リッキーをぜひとも演じたいと思った」と語る。リサーチを重ね、外見を似せるための詰め物と特殊メイクを自ら提案したという。さらに、「リッキーは独特のしゃべり方をしていたので、私は声の点でも彼に近づけるように努力した」と役作りについて明かしている。
「42 世界を変えた男」は、11月1日から全国で公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「楓」「ズートピア2」など超注目映画を“500円”で観よう!
【正直、使わないとめっっっっちゃ損】絶対に読んでから観に行って!!!!!!!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ