「EXILE」USA、ダンスで世界をつなぐライフワーク映画化に感無量
2013年6月8日 16:02
[映画.com ニュース] ダンス&ボーカルグループ「EXILE」のUSAが、ダンスを通して世界をめぐる旅を映画化した「DANCE EARTH BEAT TRIP」が6月8日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで、1週間限定で公開された。
2006年夏にスタートさせた、USAがライフワークと位置づけるプロジェクトで、これまでに15カ国以上を訪問。映画は10年に巡ったタンザニア、ケニア、インドネシアなど7カ国8都市のドキュメントで構成されており、USAは「大きなスクリーンで届けたかった。この日がきて、本当にうれしい」と感慨深げだ。
ただ、3年前の映像のため「僕の中ではちょっと恥ずかしい。今はもうちょっとうまくなっているので」と照れ笑い。それでも、「大変なこともあるけれど、絶対に負けないという気持ちだった。皆に元気を届けたいと強く思い、世界中のすげえダンサーに挑戦してきた」と振り返った。
今後の目標については、「日本は八百万(やおよろず)の神が多くて、祭りの数だけ踊りがあるといわれている。今年は日本の祭りを巡りたい」と意欲。7年の軌跡を3部作にまとめた同タイトルの紀行本が中国、韓国、台湾で翻訳出版されることも明かし、「ダンスはどんな人が見ても感動できる世界の共通言語。これからもどんどん世界に飛び出していきたい」と夢をはせていた。
同作は既に大阪・TOHOシネマズなんばで公開され、今後はEXILEのツアーに合わせ、全国の各劇場で封切られる予定。