「二流小説家」主演の上川隆也、武田真治との“熱愛”を否定
2013年6月5日 21:05

[映画.com ニュース] 俳優の上川隆也が6月5日、初主演映画「二流小説家 シリアリスト」の完成披露舞台挨拶に、共演の片瀬那奈、高橋惠子、小池里奈、武田真治、原作のデビッド・ゴードン氏らと登壇した。上川は、「ようやくこの日が来たなと感慨無量。シリアスで上質なミステリーにできあがったと確信している」と挨拶。上川と密室での演技合戦を繰り広げた武田も、「ミステリーという枠にとどまらない、重厚な人間ドラマに仕上がっている」と自信をのぞかせた。
武田は、先刻の記者会見で「深いところで上川さんを求めていた」と話したことを反省しているといい、「上川さんを頼りに演じたと言いたかったのだけど、『武田真治、強く愛を求めた』とニュースになっていた。嫉妬はまんざら嘘でもないけど、ついつい一線を越えてしまった」とさらなる意味深コメントを発し、会場は爆笑の渦に。上川は「決してそういう関係ではございません!」と慌てて否定しながら、「武田さんは真面目な人柄のままに役柄に向き合っていた。僕は全幅の信頼を寄せていた」とフォローした。そんなふたりを見て、アメリカ・ニューヨークから来日したゴードン氏も「原作本のキャラクターのイメージ通り」と称えた。
上川演じる作家・赤羽の姪役を演じた小池は、「緊張しいで初日はガチガチだったけど、上川さんがネコちゃんの映像を見せてくれたりして、和やかな雰囲気にしてくれたのでとても楽しかった」。まだ本編を見ていないという高橋は、脚本を読んで「衝撃でした。私の役は50歳にして弁護士になったミステリアスな女性。寒い冬に色々な思いを持って撮影したことを覚えている。これから皆様とご一緒に見ます」と期待感を明かした。
原作は、「このミステリーがすごい! 2012年版・海外編」(宝島社)、「週刊文春ミステリーベスト10 2011年海外部門」(文藝春秋)、「ミステリが読みたい! 2012年版・海外編」(早川書房)の3冠を達成したゴードン氏のデビュー作。死刑囚・呉井(武田)から告白本の執筆を依頼された売れない作家・赤羽(上川)が、かつて呉井が犯した連続殺人に酷似する事件に巻き込まれていく姿を描く。6月15日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
 
   
   
   
   
   
  映画.com注目特集をチェック
 注目特集
 注目特集  プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
 注目特集
 注目特集  火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
 注目特集
 注目特集  盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
 注目特集
 注目特集  てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
 注目特集
 注目特集  好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート
 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 