ブラウン管の皇太子パク・シフが美しすぎる殺人犯に!「殺人の告白」インタビュー
2013年5月22日 16:00

[映画.com ニュース] “ブラウン管の皇太子”との愛称でTVドラマで人気のパク・シフが、美しすぎる殺人犯を演じた初主演映画「殺人の告白」。新鋭チョン・ビョンギル監督が、ポン・ジュノ監督の「殺人の追憶」の題材にもなった実際の未解決連続殺人事件からインスピレーションを得て描いたアクションサスペンス。クールな微笑みをたたえながら、自らが真犯人だと名乗り出た男を演じたパクと、事件を追い続ける刑事を演じたチョン・ジェヨンが撮影を振り返った。
15年前に起こった連続殺人事件の犯人だと名乗り出た男、イ・ドゥソクは、時効が成立しているために無罪となった上、自分の犯した殺人について詳細に記した本を出版。その衝撃的な内容と美しいルックスが相まって、ドゥソクは一躍時の人となる。しかし、事件を追い続けていた刑事チェ・ヒョングは、本の中に最後の未解決失踪事件の真相が書かれていないことに気づく。そんな中、自分こそが真犯人だと主張する人物が現れる……。
ふたりは出演の経緯を「台本を読んだら非常に面白かった。実際にそのような殺人犯がいるかもしれないと、キャラクターに共感できました。またチョン・ジェヨンさんの出演がすでに決まっていたので、思いきって先輩に身を任せられればという思いもありました」(パク)、「シナリオが完璧で新鮮でした、連続殺人犯がベストセラー作家となるという設定が奇抜でしたし、話全体が新しく感じました。シナリオの完成度が高いのですぐに出演を決めたのです」(チョン)と語る。
チョン・ビョンギル監督は、アクションシーンに特に力を入れており、思わず息をのむカーチェイスシーンは、スタントを立てずに撮りきり、本作の見どころの一つとなっている。
チョン・ジェヨンは、「今まで出演した中でも一番大変なアクションだった」と断言し、「その中でも肉体的に一番大変だったのは、雨の降る中で撮影したオープニングのンーンです」と語る。パクは「走る車の上から別の車へ飛び乗り、ボンネットの上でのアクションなど、すべて自分でやることに、最初は戸惑いました。役者がまさか自分でこれをやるわけないだろうと思っていたら、なんとなく自分がやらないといけない雰囲気がそこにできていました。撮影初日から真冬なのにガウン一枚で車の上のアクションシーンを10日間撮影しました」と過酷な撮影を振り返った。
今回初の映画主演を果たしたパク。女性ばかりを10人殺した殺人鬼として、感情を表さない無表情での演技が印象的だ。「普段から周りの人たちに無表情な時、何を考えているかまったくわからないとよく言われます。実はただ、ぼーっとしているだけなのですが(笑)」と飾らずに明かす。「トワイライト」や「私の狼少年」のようなラブストーリーが好みだといい、「感性豊かなラブストーリーが非常に好きで、映画でもこのようなラブストーリーにぜひ出演してみたいです」と今後の希望を語った。
「殺人の告白」は6月1日公開。
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