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宮藤官九郎、次回作では笑いなしのシリアス作品に意欲?

2013年5月15日 21:09

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トークを行った向井秀徳、宮藤官九郎、伊賀大介(左から)
トークを行った向井秀徳、宮藤官九郎、伊賀大介(左から)

[映画.com ニュース]宮藤官九郎が5月15日、最新監督作「中学生円山」の公開を記念し、東京・有楽町スバル座で「宮藤官九郎映画祭」と銘打って開催中の特集上映に出席。本作を含む全ての宮藤監督作にかかわるスタイリストの伊賀大介、ミュージシャンの向井秀徳とともに過去作の撮影時のエピソードを語り合った。

この日は宮藤監督が司会を務め、向井と伊賀に次々と質問をぶつけた。トーク前に宮藤の監督デビュー作「真夜中の弥次さん喜多さん」が上映されたが、久々に見たという宮藤は「『弥次喜多』は自由だな。『あまちゃん』を書いている人とは思えない……」と感想を漏らした。向井は同作に出演もしているが、「下田の海岸での撮影の時、監督は幽霊みたいだった。初監督で気合いが入っていたんだと思うけど、気力を注ぐうちにふだんから痩せているのに、さらにソリッドになっていって『大丈夫かな?』と思った」と明かす。

また向井と伊賀は、ふだんは温厚で楽しそうに演出をつける宮藤監督が豹変することがあると証言。「今回は若い平岡(拓真)にバシッと厳しいことを言っていた」(伊賀)、「稽古の場でも時々シリアスになって怖い」(向井)と意外な一面を明かす。宮藤監督は「今回、平岡くんに『ここで本気出さなきゃ、いつ出すんだよ!』と言ったらしいんですが、覚えていない(苦笑)。そこで本気出さなくても、出すところはいくらでもありますよね。何言っていたんだろう?」と照れくさそうに語った。

“クドカンワールド”の魅力について、向井は「真面目と不真面目のバランスが好き」と語り、「次をつくるなら笑いは一切なしの作品を見てみたい」とリクエスト。宮藤は、「『円山』もそのつもりで作ったのに、だんだん(笑いが)入って来ちゃったんですが、やってみたい」と意欲を語る。さらに、自作の魅力について「ど真ん中で下ネタをやっているのに、見た後に爽やかになるのはそもそもの僕の品の良さが出ているから」と分析し、笑いを誘っていた。

中学生円山」は5月18日から公開。

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