「日々の泡」をミシェル・ゴンドリーがA・トトゥ&R・デュリスで映画化 秋公開決定!
2013年5月1日 19:00

[映画.com ニュース]邦題「日々の泡/うたかたの日々」として知られ、1950年代に小説家、作詞家、ジャズトランペット奏者、歌手として活躍したボリス・ビアンの代表作「L’Ecume des jours」を、ミシェル・ゴンドリー監督が映画化した「ムード・インディゴ(英題)」が今秋、日本で公開されることがわかった。物語の中心となるカップルをロマン・デュリスとオドレイ・トトゥが演じる。
現在でもカルト的人気を誇り、「20世紀における最も悲痛な恋愛小説」といううたい文句で知られる原作は、コランとクロエというカップルを中心に、3組の男女の恋愛、友情を辛口のユーモアをちりばめながら描く。優雅に暮らす青年コランが美しいクロエと恋に落ち、めでたく結ばれたものの、クロエは肺に睡蓮が咲く病に侵され、次第に死が迫っていく。
「エターナル・サンシャイン」「恋愛睡眠のすすめ」など、遊び心あるラブストーリーに定評のあるゴンドリー監督による映画化ということで、ジャズを奏でるとカクテルができ上がるピアノ、雲の乗り物、絶望したネズミなど、ビアンが生みだした奇妙なオブジェの数々もゴンドリーならではの世界観で映像化されている。
映画では、デュリスとトトゥがコランとクロエを、料理人のニコラを「最強のふたり」のオマール・シー、哲学者ジャン=ポール・サルトルをパロディ化したキャラクターとして登場するジャン=ソオル・パルトルを「フェリックスとローラ」のフィリップ・トレトンが演じる。
「ムード・インディゴ(英題)」は2013年秋公開。
関連ニュース
「ギャガ40周年記念特集上映」26年1月30日から開催!「マスク」「グリーンマイル」「少林サッカー」「溺れるナイフ」など厳選18本上映
2025年11月20日 08:00
「最強のふたり」の記録を超えたハッピーなフランス大ヒット作「サムシング・エクストラ!」12月26日公開 杏ナレーションの予告編
2025年9月16日 11:00