カンヌがコンペに選出した「藁の楯」緊迫の新幹線シーンはメイド・イン・台湾
2013年4月26日 19:00

[映画.com ニュース] 第66回カンヌ映画祭のコンペティション部門に選出された、三池崇史監督作「藁の楯 わらのたて」が4月26日、全国322スクリーンで公開された。
同作は、愛知、三重を中心にオールロケを敢行したが、台湾でも撮影が行われている。藤原竜也扮する殺人犯・清丸国秀の警視庁への移送時に新幹線を利用するが、このシーンは世界で初めて台湾新幹線を使用して撮影された。
ロケは昨年9月、台湾高鐵に異例の許可を得て新幹線全車両を貸しきりにする規格外のものとなった。昼間は整備場内で車内の撮影が行われ、駅でのシーンは営業時間外の深夜に台南駅で敢行。新幹線を一度逆走させてスタンバイさせ、再度ホームに入れるなど、徹底的にこだわり抜いたことで臨場感あふれる映像が実現した。
また、台湾滞在中に三池監督とキャスト陣は、現地メディアに向けた会見に出席。同所での撮影経験のある三池監督は、「台湾のスタッフと映画を作らせていただいたことは、とても刺激になった。その後の自分のキャリアにとって、非常に重要なポイントになった」と述懐している。主人公のSP・銘苅一基を演じた大沢たかおは、今までにないようなスケールの大きい、力強い、映画らしい映画になるように、毎日スタッフ、キャストが一丸となって作品づくりをしているので、台湾の皆さまにも見ていただきたいと感じている」と語った。
木内一裕氏の同名小説を映画化した、サスペンスアクション大作。10億円という巨額の懸賞金をかけられた凶悪犯・清丸の命を守り、福岡から東京までの移送を完遂するため、銘苅ら警視庁警備局SPの精鋭5人が、全国民の殺意を目の当たりにしながら、孤立した戦いを強いられる姿を描く。
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