坂口杏里、母・坂口良子さんに思い馳せ「後悔しない毎日をおくりたい」
2013年4月23日 20:30

[映画.com ニュース] タレントの坂口杏里が4月23日、ダコタ・ファニング主演の青春ドラマ「17歳のエンディングノート」の公開記念イベントに出席。3月に母親で女優の坂口良子さんを亡くしたばかりの坂口は、「誰もがいつ亡くなるのか本当にわからない。明日死ぬかもしれないし、帰り道どうなるかも分からない。命の重さ。後悔しない毎日をおくりたいと思ったし、人生大変ですね」と言葉を絞り出した。
若くして余命宣告された少女テッサ(ファニング)が、17歳を機に“お酒”や“セックス”を体験しようと「TO DOリスト」を作成し、残りの人生を精一杯謳歌しようとする姿を描く。「戦火の馬」で注目された若手ジェレミー・アーバインが、テッサが恋に落ちる青年アダム役を演じる。
坂口は、主人公テッサに感銘を受けたようで「すごく格好良かった。ファッションや髪型も個人的にすごく好み。全然煮詰まらない映画」とテーマからは想像もつかない爽やかな作風に共感しきり。また、「恋愛は大事だけど、余命9カ月で付き合うということにも勇気がいったと思う。自分だったら恋愛するのは怖い」と内気な一面も見せた。さらに、坂口が余命9カ月を宣告されたとしたら「貯金を使い果たす」「家族や友だちと過ごす」「おいしいものを食べる」とリストアップ。「事務所の人に何も言われることなく、好きなものをたらふく食べたい!」と本音を明かし、笑いを誘っていた。
大切な人へ思いを残すための“エンディングノート”についても、「母を亡くした時、これがあったらよかった。家族全員で読みたかった。生々しいけど預金とか保険だったり、ふだん分からないことも改めて大事だと思った」と実体験から遺書の大切さを再確認。そして、「この映画を見て命の大切さに改めて気づかされた。毎日全力じゃなくてもいいので、悔いのないように毎日楽しく過ごせたらいいんじゃないかな」と語りかけた。
「17歳のエンディングノート」は4月27日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ