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石川寛監督、7年ぶり再タッグを組んだ宮崎あおいの変化とは?

2013年4月19日 14:30

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メガホンをとった石川寛監督
メガホンをとった石川寛監督

[映画.com ニュース] 光に溶けるような淡い世界。ふとした仕草や視線が紡ぐ物語。石川寛監督の映像は、独特の繊細な描写で見る者を魅了してきた。約7年ぶりとなる最新作「ペタル ダンス」では、前作「好きだ、」(2006)に主演した宮崎あおいと再タッグを組み、揺れ動く女性の心情を映し出す。

石川監督は第1作「tokyo.sora」(02)、「好きだ、」と女性の視点を描き続けてきた。今作は、20代後半と20歳の女性を見つめることで、男女の恋愛関係ではなく同性間の友情にフォーカスしている。「会わなくなった友だちって、たくさんいるなあと思ったんですよ。なんで会わなくなったんだろうなって疑問に思って、会わなくなったことに対して後ろめたい気持ちもあったりして。これは、女の人にも重ね合わせられる感情かなと思ったんです。僕は、自分にもある感情に重ね合わせたいんです」

宮崎は映画だけではなく、テレビCMでも共同作業を行ってきた石川組のミューズだ。その存在は今作にも影響を与え、当初想定したキャラクターの年齢が、29歳から撮影当時の宮崎にあわせて20代後半という設定になった。前作では、主人公ユウは宮崎にあてがきしたキャラクターだったため、17歳の女子高生の印象が強かったが、「あおいちゃんが1、2カ月の間にどんどん大人になっている時期があったんです。いつの間にか、ジンコというキャラクターに彼女がギュギュッと合ってきた」と成長を目の当たりにした。

CM、映画と宮崎を見つめてきた石川監督だが、彼女はどのように変化しているのだろうか。「『好きだ、』のときは、まん中の方に芯がしっかりあるのにその周りが柔らかい。感情の揺れ、心情の起伏のようなものから柔らかさが感じられた」。8年半ぶりに長編作品で宮崎を撮影し「年齢を重ね、柔らかさの質が変わり深くなりました。前は芯がよく見える人だったんですが、年輪みたいに柔らかさを何層かまとってきた。都会に生きている女の人は、そういう風に年を重ねるのかもなあと思いましたね」と振り返る。

ペタル ダンス」は、4月20日から全国で公開。

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