米メディア王の所得トップは年収61億円の米CBS会長
2013年4月19日 21:30
[映画.com ニュース] 米メディア企業の経営者は高給取りで知られているが、そのなかでトップが米4大ネットワーク局のひとつであるCBSのレス・ムーンベス最高経営責任者兼社長であることが明らかになったと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
CBSといえば、「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」や「CSI:科学捜査班」などの犯罪捜査ドラマ、「チャーリー・シーンのハーバー★ボーイズ」や「Two Broke Girls」などのシチュエーションコメディ、さらには「サバイバー」などのリアリティ番組でアメリカで視聴率トップを独走しているうえに、全米にテレビ局やラジオ局、有料チャンネルのSHOWTIMEなどを抱え、大成功を収めている。同社を指揮するムーンベス氏が2012年に得た報酬はなんと6220万ドル(約61億円)。内訳は350万ドルの基本給と2700万ドルのボーナスに加えて、報奨制度によって得た自社株だという。
これでも自ら給与をカットしたため、前年に受け取った7000万ドルよりは下がっているものの、エンターテイメント業界の重役としてはナンバーワンをキープ。ちなみに第2位はディスカバリー・コミュニケーションズのデビッド・ザスラブ最高経営責任者(5000万ドル)、第3位ウォルト・ディズニー社のロバート・アイガー最高経営責任者(4020万ドル)だという。ワーナースタジオなどを傘下に持つタイムワーナーのジェフ・ビューカス最高経営責任者は2590万ドルだった。