なでしこ川澄選手とキャイ～ン天野が「ホビット」を熱烈アピール

「ホビット」は、世界的ヒットを記録した「ロード・オブ・ザ・リング」3部作が描いた冒険の約60年前を舞台に、同じピーター・ジャクソン監督が手掛ける壮大なアドベンチャー大作。温厚なホビット族の青年ビルボ（マーティン・フリーマン）が、ドラゴンに奪われた祖国を取り戻そうとするドワーフたちに同行する旅のなかで、真の勇気に目覚め、成長していくさまを描き出す。

ホビット族の身長は約60～120センチで、川澄選手と天野がゲストに選ばれたのは、ホビット同様に“小柄”であるという理由から。157センチで「世界的にはもちろん、なでしこJAPANの中でも小さい方」と語る川澄選手だが、「ドリブルやフェイントなど、小さい方が得な部分は多い。俊敏な動きに大きい選手は付いていけないので」と、小柄であることを逆手にとって活躍してきた実績に胸を張る。一方の天野は、事務所による公称165センチだが「実際は162センチです（笑）」と、3センチもサバを読んでいたことを告白した。

温厚ながら、いざとなると驚くべき芯の強さを見せるというのがホビットの特性だが、これは国際大会などで勝負強さを発揮する川澄選手そのもの。「これは私がというよりは、なでしこのことですね。仲間がいるからというのはある」と謙遜しつつも、「たまに『ゾーンに入る』瞬間がある。ロンドン五輪のカナダ戦がそうで、トラップした瞬間にゴールへの道が見えて、何もかもがスローモーションになった」とトップアスリートだけが持つ特別な感覚を明かし、天野や観客を驚かせた。

天野は、「ちょっとした勇気で人生が変わる男の物語。一歩踏み出すことで世の中が変わるきっかけになる作品」と作品をアピールした。「ホビット　思いがけない冒険」ブルーレイ＆DVDは4月17日リリース、レンタルも同日より開始。