塚本晋也監督、新作始動! 公式サイトでボランティア募集
2013年4月11日 14:00

[映画.com ニュース] 異才・塚本晋也監督が、新作の製作に着手していることがわかった。ストーリーなど詳細は明かされていないが、現在、公式サイトでボランティアスタッフ、ボランティアキャスト(エキストラ)の募集が行われている。
塚本監督は、「BULLET BALLET バレット・バレエ」(2000)、「ヴィタール」(04)など異色作を数多く生み出してきた。メガホンをとるだけではなく製作、企画、脚本、編集をはじめ、「鉄男」(1989)、「鉄男 THE BULLET MAN」(09)では美術も手がけ、エネルギーに満ちた塚本ワールドを構築。Cocco主演作「KOTOKO」の製作後は、「宣伝塔」として公式twitterを開設し、公開後も作品への愛情を持って告知やファンとの交流を図ってきた。
自らの手で作品をつくり上げてきた塚本監督だが、製作する上でボランティアスタッフの存在は欠かすことができない。これまでの作品を振り返り「多くの映画を、ボランティアスタッフの皆さんの力を得て映画を完成させています。そして多くの方がその後の日本映画界に巣立ちました。また海獣シアターの映画が好きという情熱だけで製作期間がんばってくださった方も大勢います」とコメントを発表。そして「今回の映画は、私にとって、(そして世の中にとっても、と確信しています)特に重要な作品となります」と決意を語っている。
ボランティアスタッフは、4月もしくは5~9月の準備期間、10~12月の撮影期間への参加が予定されている。基本条件として「何でもやる気がある」人材を募集。参加期間により業務内容が異なり、一部の業務では特殊造形の技術、デッサン力、造形力など独創的センスではなく写実的能力が求められるようだ。
ボランティアキャストは、予算や製作チームの団結力を考慮したうえで、スタッフ業務の一貫として募集が行われる。そのほかのエキストラキャストは、痩せ型で長期間ヒゲを伸ばした状態を保持できる10代後半から60歳くらいまでの男性、フィリピン出身もしくはフィリピン出身に見える男女が対象。エキストラといえど、塚本作品ならではの激しい演技が必要になるという。募集要項から、東南アジアを題材にした作品であることが予想されるが、塚本監督がtwitterに投稿した「一緒に地獄と天国を見ましょう」という言葉に期待が高まる。
ボランティアスタッフは4月24日、エキストラキャストは5月31日まで、公式サイト(http://tsukamotoshinya.net/contents/?p=1684)で応募を受け付けている。また、ラオスやミャンマー在住者からの情報を、緊急で募っている。
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