松田龍平、船上イベントに戸惑い「船ではなく、辞書を作る映画です」
2013年4月9日 17:00

[映画.com ニュース] 俳優の松田龍平が4月9日、主演作「舟を編む」の大ヒット祈願イベントに共演する宮崎あおいとともに出席した。タイトルにちなみ、東京・隅田川を航行する観光船で行われ「なぜ船で(イベントを)やるんでしょう……。誤解されないように言っておきますが、船ではなく、辞書を作る映画です」(松田)と戸惑いながらも、間近に見える東京スカイツリーには「こんな近くで見るのは初めてで、テンション上がります」とまんざらでもない様子だった。
2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをん氏の同名小説を原作に、まじめが取り柄の主人公・馬締光也(松田)をはじめ、個性的な面々が集う辞書編集部が、新しい辞書「大渡海(だいとかい)」の編纂に奔走する姿を描く。宮崎が、馬締が心ひかれるヒロイン・林香具矢を演じる。
辞書づくりがテーマの本作。イベントではふたりが“恋”の語釈を「心を奪われること。その気持ちと着地させられないもどかしさ」(松田)、「人が成長していく上で、きっと必要なもの」(宮崎)とそれぞれ披露。また、4月から新生活を始めるフレッシャーズに「映画を通して、淡々と地味な作業に取り組む格好良さを知ってほしい。つい派手なことに目が行きがちだが、身近にあるものに目を凝らすと面白い世界が広がっているはず」(松田)、「コツコツとひとつのことを続けることが格好いいと思える映画。(仕事が)向いているか向いていないかは、やってみないとわからないですし」(宮崎)と映画をアピールしていた。
「舟を編む」は4月13日から全国で公開。
(C)2013「舟を編む」製作委員会
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント