石川寛監督、宮崎あおいとの出会いを述懐「ゴムまりみたいだった」
2013年4月8日 16:30

[映画.com ニュース] 「好きだ、」以来、約6年ぶりに石川寛監督と宮崎あおいがタッグを組んだ「ペタル ダンス」のトークセッションが4月7日、都内で行われ、石川監督とシンガーソングライターのおおはた雄一が出席。ふたりの出会いや思い出話、本作について語り合った。
石川監督は、「好きだ、」のライブイベントでおおはたと出会い、楽曲「クレア」のジャケット写真を担当。荒涼とした土地をイメージし、青森の海辺を中心に撮影を敢行した。石川監督はこの経験をきっかけに、本作の撮影地を青森に決めたそうで「『クレア』と同じ砂浜で撮影している」と明かした。ふたりは、ジャケット写真だけではなく三井住友海上火災のCMでもコラボレーションしており、石川監督は「不思議なつながり」と感慨深げだ。一方のおおはたは、「(石川監督が)自然の響きで撮りたいと言って、品川の教会で撮った。『もっとふだんの感じで』と言われて、石川さんのこだわりを感じた」と当時を振り返った。
幾度となく宮崎とタッグを組んできた石川監督は、テレビCMのオーディションで14歳のころの宮崎と出会ったといい「あおいちゃんとの出会いの瞬間ってよく覚えてるんですよね。ゴムまりみたいだった。(オーディション会場の)体育館のようなところに入っていたら、僕を見て遠くでとび跳ねたんですよね。ゴムまりっていうのは、彼女の中にいろんなものがあって、これから弾けるのかなっていうイメージ」と笑顔をのぞかせた。
今作は、宮崎をはじめ忽那汐里、安藤サクラ、吹石一恵の実力派女優が結集した。独特の演出方法で知られる石川監督は、「(撮影後)『生きていることを強く望まれる』と言われた。僕が好きな映画は、ある思いを持ってそこにいる生身の人が出てくるんです」と持論を展開。「演技として間を取っているのではなくて、いろんなことを考えていて黙るしかない時間ってあるじゃないですか。黙っている時間があるからこそ、その人たちの関係が伝わってくる」と映像表現における考えを語った。おおはたはこの日、持参したギターを片手に「クラムボン」のボーカル・原田郁子に提供した楽曲「波間にて」を生演奏。心地よいサウンドで、石川監督や会場に集まったファンを魅了した。
「ペタル ダンス」は、4月20日から全国で公開。
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