豊田利晃監督、4年ぶり新作「クローズEXPLODE」に「前2作が牛丼なら今度はすき焼き」と手応え
2013年4月4日 17:16

[映画.com ニュース]累計4500万部を超える高橋ヒロシの人気コミックを4年ぶりに映画化する「クローズEXPLODE」の製作発表が4月3日、「THE “COMING OF AGE”PARTY」と題し都内のギャラリーで行われた。
2007年「クローズZERO」、09年の「クローズZERO II」からスタッフ、キャストを一新。2作で興収55億円を記録した人気シリーズを引き継いだ豊田利晃監督は、「いい顔をしているヤツを探しながらキャスティングをした。撮影は若いヤツにはやりたいようにはじけてもらい、僕がそれをつかまえようと挑んでいった。オラッて言いながら2カ月間、乗り切りました」と説明。前日の4月2日にクランクアップしたばかりだが、「1、2が牛丼だったら、今度はすき焼き」とパワーアップしていることを強調した。
キャストは全員、劇中の衣装で登場。舞台となる鈴蘭男子高校に転校してくる主人公・鏑木旋風男に抜てきされた東出昌大は、「えっ、おれ? と思ったけれど、監督と話をしてやるしかないと思った」と決意。「前2作を意識してどうこうできるほど経験はない。監督が格好いい方なのでほれ込んで、考えることを放棄したわけじゃないけれど、何とかついていこうと思っていました」と振り返った。
大衆演劇のスター・早乙女太一は、鈴蘭のトップを狙う1年生・加賀美遼平役。「これほど長い期間、映画に携わるのは初めてだったけれど、すごく刺激になったし楽しかった」と笑顔で話した。
勝地涼は前2作に主演した小栗旬と親交があり、原作コミックを借りたそうで、「ところどころアクションの質問をしたり、世界観を聞いたりして『漫画の中にヒントがあるんじゃねえか』などとアドバイスをもらった。監督からセリフ通りに言わなくてもいいと言われていたので、名セリフが生まれたと自負している」と豪語。だが、3作を通じて出演のやべきょうすけから「例えば?」と振られ、豊田監督からは「やめておいた方がいい。すべると怖いから」と制止され、苦笑いを浮かべていた。
鈴蘭のトップに最も近い強羅徹を演じる柳楽優弥は、「台本を読んで、ト書きにある『強羅のオーラ』をどうやって出すか、クランクアップまでずっと考えていた」とポツリ。いまだに答えは見つからないそうだが、豊田監督が「出ていたよ。赤いヤツ」としっかりフォローした。
他にも「三代目J Soul Brothers」の岩田剛典、ELLY、「DA PUMP」のKENZO、永山絢斗といった個性的なメンバーが勢ぞろい。山本又一朗プロデューサーは、「最初から6本作ろうと思っていて、ここにいる気合の入ったカラスたちに出会えたことで製作に踏み切った。期待を高めてもらってけっこう。こいつらでもう1本作ろうと思っているし、この作品を踏み台にして、もう一段階ギアをアップさせてもらいたい」とエールを送った。
「クローズEXPLODE」は、前2作の主人公・滝谷源治らが鈴蘭を卒業した1カ月後から物語がスタート。3年生の強羅らと転校生の鏑木、新1年生の加賀美らとの鈴蘭のトップ争い、そして近隣の黒咲工業との抗争をダイナミックに描く。2014年公開予定。
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