小泉進次郎議員、米公邸での映画上映会に出席も感想語らず
2013年4月1日 04:00

[映画.com ニュース] 映画「リンカーン」の上映会が3月31日、アメリカ大使館主催により駐日大使公邸で行われ、衆議院議員の小泉進次郎氏らが招待された。小泉氏は観賞後、ジョン・V・ルース駐日大使と歓談する姿も見られたが、集った報道陣に対し「今日は映画についての話はなしで」と語ると、足早に立ち去った。
ルース駐日大使は、安倍晋三首相とバラク・オバマ米大統領の会談が、エイブラハム・リンカーンの肖像が飾られた執務室で行われたことに触れ「アメリカで初めてとなるアフリカ系出身の大統領と日本の首相が席をともにするという光景も、150年前にリンカーンによって下された大胆で勇敢なリーダーシップなしではあり得ないものでした」と話した。しかし、小泉氏から聞いた感想や会話の内容については「プライベートなお話であり、公にはしません。小泉さんをお迎えできたことを光栄に思います」と語るにとどめた。
また、オバマ大統領がリンカーン大統領を尊敬している点に触れ「オバマ大統領も任期中に多くの困難に直面していますが、リンカーンに学び、強いリーダーシップを発揮したいと願っているでしょう」。さらに、「人権や戦争と平和という問題、議会への対応という点では同じですね。リンカーンは任期中に急に年を取りましたが、オバマ大統領も白髪が増えました。それでも活力にあふれる若い大統領であることは変わりません」と最敬礼だ。
この日は、ほかに民主党の藤末健三参議院議員、白眞勲参議院議員議員、ジャーナリストの田原総一朗氏らが上映会に出席した。
「リンカーン」は4月19日から公開。
(C)2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION and DREAMWORKS II DISTRIBUTION CO., LLC
フォトギャラリー
関連ニュース





