クリストファー・ノーラン監督、次回作にマシュー・マコノヒー主演?
2013年4月1日 12:15
[映画.com ニュース] クリストファー・ノーラン監督が、マシュー・マコノヒーに次回作「インターステラー(Interstellar)」の主役をオファーしたと米Deadlineが報じた。
パラマウント・ピクチャーズとワーナー・ブラザースが共同製作・配給する本作は、米理論物理学者キップ・ソーンの理論を下敷きに、ノーラン監督の実弟ジョナサン・ノーランが脚本を執筆したタイムトラベルSF映画。公式プレスリリースで説明されている、「我々の科学的理解の極北を目指す、ヒロイックな星間の旅」という内容以外、詳細は明らかになっていない。マコノヒーはまだ出演契約を結んでいないが、クーパーという名の主人公を打診されているという。
そもそもは2006年にスティーブン・スピルバーグ監督が映画化を企画したもので、ジョナサンに脚本執筆を勧めたそうだ。その後、スピルバーグ監督が離脱し、ノーラン監督がメガホンをとることになった。ノーラン監督は脚本も担当し、ジョナサンの草稿に自身のアイデアを盛り込んでいる。
マコノヒーは恵まれた容姿を生かし、これまで多くのロマンティックコメディで人気を集めてきた。近年は「リンカーン弁護士」(12)、「ペーパーボーイ 真夏の引力」(7月27日日本公開)といった骨太サスペンスに主演して高く評価され、「Magic Mike」(12)ではインディペンデント・スピリット・アワードの助演男優賞に輝くなど、演技派俳優へと脱皮を図っている。