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鈴木宗男「援助ではなく協力を」 ムルアカ氏とアフリカ支援のあり方訴える

2013年3月29日 14:10

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アフリカ支援について語ったふたり
アフリカ支援について語ったふたり

[映画.com ニュース] 新党大地代表の鈴木宗男氏が3月28日、東京・シネマートで上映中の衝撃作「魔女と呼ばれた少女」のトークイベントに、コンゴ民主共和国(旧ザイール)出身の国際政治評論家で、かつて鈴木氏の秘書を務めたジョン・ムウェテ・ムルアカ氏とともに出席した。

紛争の絶えないコンゴ民主共和国を舞台に、児童兵士として生きる道を強いられた少女の逃避行を描く本作。鈴木氏は、国内の政治家ではいち早くアフリカ支援に動いた経歴をもち「子どもたちがゲリラに利用されることは、絶対に避けなければいけない。アフリカは近くて近い国。他人事とは思わず、ちょっとした善意、優しさ、思いやりで子どもたちは救える」と力説した。

さらに「エネルギー資源が豊富なアフリカに技術力を貸すことで、日本の未来も安定する。マスコミや他の政治家たちはすぐ『利権だ』と騒ぐが、大切なのは“援助”ではなく“協力”し合うこと。いまやアフリカの支持や理解なしには、日本の名誉ある国際的地位は確立できない」と支援のあり方を訴えた。

映画は平和な村から拉致され、反政府軍の兵士としてゲリラ戦を生き延びた少女コモナを主人公に、「勝利を招く魔女」として崇められる苦悩と、未来を切り開く逃避行を重厚なタッチで描く。主演女優のラシェル・ムワンザが、第62回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(女優賞)を受賞し、作品は第85回アカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされた。

ムルアカ氏は故郷が舞台となった本作に「かなりショッキングな内容」と言葉少なげ。「ルワンダ難民が問題になった20~25年くらい前は、日本にプレゼンス(存在感)があった。今は戦略的な中国に取って代わられている」と現状を憂えていた。

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