小泉今日子、「空中庭園」豊田利晃監督へエール「お帰り」
2013年3月28日 19:51

[映画.com ニュース] 女優の小泉今日子が3月28日、主演映画「空中庭園」が第5回沖縄国際映画祭で特別上映されることを受け、那覇・桜坂劇場で舞台挨拶に立った。小泉にとっては、ブルーリボン賞主演女優賞、日刊スポーツ映画大賞主演女優賞に輝いた代表作のひとつ。満面の笑みで登壇すると、満席の客席のボルテージは最高潮に達した。
桜坂劇場では、「桜坂映画大学」と題し、講師となった芸人が映画をさまざまな角度で学びながら楽しむ特集上映を行っている。今回は、「女優・小泉今日子の魅力に迫る!」と題し、小泉を特別講師として招いた。学長の藤井隆をはじめ、バッファロー吾郎、小藪千豊、椿鬼奴、友近らは、感激の面持ちで出迎えた。
豊田利晃監督がメガホンをとった「空中庭園」は、角田光代氏の同名小説が原作。「なにごとも包み隠さず、タブーをつくらない」を決まりごとにしている家族の再生と希望を描く。愛し、憎み、無関心ではいられない家族とは何かを問いかける作品だ。豊田監督は2005年8月、覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で逮捕され、公開延期か中止の危機に直面した経緯がある。
小泉は、当時を「女性の格好いい映画がないなあって思っていたんです。いろんな監督に会っていくなかで、豊田監督が『家族の話ならできるかもしれない』と言ってくれてね」と述懐。そして、「公開直前に監督が悪いことをして公開が危ぶまれましたが、きちんと償って再び映画を撮り始めているので、応援したい。監督、お帰りって感じですね」としみじみ語っていた。
第5回沖縄国際映画祭は、30日まで開催。
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