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タイ映画の監督、舞台挨拶で司会の女性に求婚「結婚して」

2013年3月26日 17:50

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司会の女性にプロポーズしたウドマナーク監督(右から2人目)
司会の女性にプロポーズしたウドマナーク監督(右から2人目)

[映画.com ニュース] タイ映画「サラネアおせっかい」が3月26日、第5回沖縄国際映画祭Laugh部門で公式上映された。出演した「ペナルティ」のワッキーとヒデ、ルアンリット・マッキントッシュギアティサック・ウドマナーク監督は、宜野湾の沖縄コンベンションセンターで舞台挨拶に立った。

タイで15年間続くドッキリ番組「サラネア」が、新たなインスピレーションを日本に求め、吉本興業とともに番組を映画化。物語は、タイの人気コメディアンのウィリーとホイが、日本を舞台にしたドッキリ番組を企画する。制作会社のボスから多額の予算を引き出し、美人双子アイドルのネコジャンプやイケメン俳優のケンらを連れて来日。CM撮影やバラエティ番組の収録と聞かされていたため、言葉が通じない異国の地ということもあり、ドッキリを仕掛けられていることに全く気づかない。ワッキーら吉本芸人の協力で次から次へと大成功をおさめるなか、とんでもない落とし穴が待っていた。

ウドマナーク監督は、冒頭から覚えたての日本語を駆使し放送禁止用語を連呼し、嬉々とした表情を浮かべた。ワッキーにたしなめられたものの懲りた様子はなく、司会を務めた片岡優衣さんに熱烈なプロポーズ。「結婚してください。かわいい。結婚してください」。これには、片岡さんも苦笑いを浮かべるしかなかった。

ワッキーは、タイ料理店でのアルバイト経験のほか、タイ王国への滞在経験もあるため日常会話に困らない程度のタイ語は話すことができるという。それだけに、「何を話しているのか分かるだけに笑いをこらえるのが大変だった」と述懐。ウドマナーク監督とマッキントッシュは、「ペナルティ」の2人を「タイでは大スターですよ」と称賛していた。

第5回沖縄国際映画祭は、30日まで開催。

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