豪華キャストがズラリ W・アレン最新作「ローマでアモーレ」待望の予告編公開!
2013年3月25日 12:00
[映画.com ニュース]アカデミー賞脚本賞を受賞した「ミッドナイト・イン・パリ」が世界中で大ヒットしたウッディ・アレン監督の最新作「ローマでアモーレ」の予告編が公開された。今作ではアレン自身が「タロットカード殺人事件」以来6年ぶりにキャストとして出演している。
4つのエピソードが同時進行する今作は、ローマっ子のイケメンと婚約した娘のもとへ、アメリカから飛んできた元演出家の父親(アレン)、恋人の親友である小悪魔的な女優(エレン・ペイジ)の虜になってしまう建築家志望のアメリカ人(ジェシー・アイゼンバーグ)、ローマでの新生活に胸を弾ませて田舎から上京し、不倫トラブルに見舞われる新婚夫婦、ある日突然、パパラッチに追いかけ回され、ローマで一番の有名人に祭り上げられた平凡な中年男(ロベルト・ベニーニ)らが登場。陽光きらめく永遠の都ローマを舞台に、個性豊かな男女が繰り広げる笑いと幸福感あふれるラブコメディだ。
そのほか、アレック・ボールドウィン、ジュディ・デイビス、オルネラ・ムーティらの豪華俳優陣に加え、ペネロペ・クルスが真っ赤なミニドレスをまとったコールガールに扮し、セクシーな存在感を発揮している。
アレンがローマを舞台とした作品を撮るのは初めてで、同所の魅力を「ただ散歩しているだけでも驚くような街だ」と評し、現地オールロケを敢行した。コロッセオ、トレビの泉、ベネチア広場、スペイン階段、ボルゲーゼ公園といった名所を映し出し、テノール歌手ファビオ・アルミリアートによる斬新な演出の劇中オペラ「道化師」を盛りこんだり、ジプシー・キングズのカバーでおなじみの「ボラーレ」、プッチーニ作のアリア「誰も寝てはならぬ」などのイタリアの名曲もちりばめられている。
予告編では、美しいローマの街並みと共に、アレンらしいユーモアあふれる軽妙なせりふ回しで、それぞれの登場人物たちを紹介するエピソードを切り取った。「ローマでアモーレ」は、6月8日から全国公開。