朝ドラヒロインがバトンタッチ!夏菜、終わり実感も「バトン渡したくない」
2013年3月19日 12:56

[映画.com ニュース]NHK連続テレビ小説の“ヒロイン・バトンタッチ”セレモニーが3月19日、東京・渋谷の同局放送センターで行われ、現在放送中の「純と愛」(3月30日最終回)に主演した夏菜と、4月1日からスタートする「あまちゃん」で新ヒロインを演じる能年玲奈が出席した。
型破りなヒロインを演じ、好評を博した夏菜は「半年前のバトンタッチで、堀北さん(『梅ちゃん先生』主演の堀北真希)から、『始まれば、終わる』という言葉をいただき、今それを実感している。さみしい気持ちですが、次は能年さんに楽しみながら、最後まで突っ走ってもらいたい」とエール。それでも「あー、やっぱりバトンを渡したくない」と本音ものぞかせた。一方、能年は「まだまだ始まったばかりで、本当に長い撮影だなと実感している」と受け取ったバトンの重さに恐縮しきりだった。
恒例のプレゼント交換会では、夏菜が沖縄名物の島ぞうりとシーサーの置物を、能年が岩手名産のウニと琥珀のネックレスを手渡し「このウニ、まだ海の香りがして、すごくおいしい!こっち(ネックレス)は家宝にします」(夏菜)、「(ぞうりの表面に)私の名前が入っていて感動しました。それにこんなかわいいシーサー像があるんですね」(能年)と喜び合っていた。
お互いの第一印象は「とってもホワホワしていて、食べたら溶けちゃう綿あめみたい。でも芯は強いものを持っていそう」(夏菜)、「パワーをすごく感じます。お姉さんって感じで格好いい」(能年)。能年が「撮影中、一番つらかったことは何ですか?」と質問すると、夏菜は「やっぱり遊川さんに怒られたことかな」と、放送中から話題だった脚本家・遊川和彦氏のスパルタぶりを挙げていた。
「あまちゃん」は東北・北三陸の小さな田舎町を舞台に、東京の女子高生・アキが母の故郷で海女と出会い、地元のアイドルになるという成長ストーリー。人気脚本家・宮藤官九郎がオリジナル脚本を手掛けている。朝ドラに初出演する小泉今日子をはじめ、宮本信子、尾美としのり、杉本哲太、蟹江敬三、渡辺えり、小池徹平、橋本愛、福士蒼汰、薬師丸ひろ子、松田龍平、古田新太、松岡茉優ら世代を超えた豪華キャストが集う。
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