江角マキコ&松嶋尚美、母として「はなかっぱ」に共感「子どもたちは日本の宝」
2013年3月18日 05:00
[映画.com ニュース] あきやまただし氏原作の人気子ども向けアニメを映画化した「映画はなかっぱ 花さけ!パッカ~ん♪ 蝶の国の大冒険」の完成披露試写会が3月17日、都内のホールで行われ、ゲスト声優を務めた江角マキコとお笑いコンビ「オセロ」の松嶋尚美、はなかっぱ役の中川里江が舞台挨拶に立った。
NHK Eテレで放送中のアニメ「はなかっぱ」初の劇場版。やまびこ村中のお母さんたちが蝶の戦士にさらわれてしまい、はなかっぱと仲間たちはポルという謎めいた男の子と一緒にお母さんたちを助けるための冒険に出る。ミュージカル仕立ての短編「ザッツ・はなかっぱミュージカル パンとごはん、どっちなの!?」も同時上映される。
女王ヘレナ役を演じた江角は、「笑って泣けてとても良い作品。お勉強ももちろん大事だけど、心の強さも大事。親のサポートも大切だけど、子どもにたくさん経験をさせることもとても大切。子どもたちは日本の宝、みんなで育んでいきたい」と会場に集まった親子連れに優しく語りかけた。王子の教育係・コノハ役の声を担当した松嶋は、「私めっちゃうまいから!」と自画自賛しながら、「1歳3カ月の息子がいずれ2~3歳になった時に自慢できるかなと思った。昨日もソファにもたれかかって10分くらい見ていたから、少し分かるのかなって気もした」と息子の成長に笑顔。さらに、「最近は子どもに注意することも増えてきた。だけど、注意のし過ぎって子どもを萎縮させてしまうんだなと、大人の教訓にもなる作品。最後は不覚にも泣きそうになった」と母親の立場から共感していた。
中川は、「映画化の話を聞いた時は言葉にならないくらい本当にうれしくて、家族中に言って回った。4年目の『はなかっぱ』制作スタッフは本当に結束が強くて、年を追うごとに作品のクオリティが上がっている。これからもどんどん続けていけたら」と決意を新たにした。すると江角が、「こんな華奢(きゃしゃ)な方があんなに大きな声を出していたなんて」とまじまじと観察し、中川は照れ笑い。また、主題歌「Lien」と蝶の国の門番“もっちー”と“いっくん”の声優を務めた「Every Little Thing」からは、感謝のビデオメッセージが寄せられた。
「映画はなかっぱ 花さけ!パッカ~ん♪ 蝶の国の大冒険」は、4月12日から全国で公開。
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