ダニー・ボイル監督、「トレインスポッティング」続編は2016年に撮影
2013年3月12日 12:44

[映画.com ニュース] 米テキサス州オースティンで開催中のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭(SXSW)に出席したダニー・ボイル監督が、1996年の大ヒット作「トレインスポッティング」の続編を16年に撮影したいと語った。
米Playlistのインタビューに答えたもので、ユアン・マクレガーをはじめとするオリジナルキャストを再結集させるようだ。「トレインスポッティング」のほか「シャロウ・グレイブ」「普通じゃない」「ザ・ビーチ」、そして最新作「トランス(Trance)」と、ボイル監督作を多数手がけている脚本家のジョン・ホッジが、現在続編を執筆中だという。長年にわたり続編企画を温めてきたボイル監督は、ホッジが映画化に値する脚本を完成させたら、マクレガーもそのほかのキャストもカムバックに異論はないだろうと自信を見せている。
作家アービン・ウェルシュの同名小説を映画化した「トレインスポッティング」は、マクレガーのほか、ロバート・カーライル、ジョニー・リー・ミラーらが出演。スコットランドを舞台に、ドラッグ中毒の若者たちの退廃的な日常をスタイリッシュな映像で綴り、ボイル監督と主演マクレガーの名を一躍世に知らしめた。
ウェルシュは続編小説「ポルノ」を発表しているが、映画の続編は原作そのままの内容ではなく、アレンジが加えられるようだ。ボイル監督は、前作を愛してくれたファン、当時は若すぎたため大人になってから見てくれた人々のために、期待を裏切らない作品にしたいと語っている。
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